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はじめに
東京の猛暑と騒がしさから逃避し、長野県の人気スポット上高地に行ってきました。
見渡す限りに広がる山々、頭上の空を鏡のように映し出す神秘的な池など東京では絶対に味わえない大自然を満喫することができました。
今回は、より多くの方に上高地の大自然を満喫して頂きたいと思い、上高地へのアクセス方法からおすすめなルートまでご紹介したいと思います。
上高地とは
上高地の自然は多彩です。標高1500mに位置することから、森は山地帯の落葉広葉樹林と亜高山帯の常緑針葉樹林の混交、梓川んおヤナギ林などがあります。
これらの多様な自然の中には、そこを生活の場にする鳥や動物、蝶など、さまざまな生き物が生息しています。
上高地へのアクセス方法
電車
東京方面からは松本駅、名古屋、大阪方面からは高山駅をご利用ください。
各駅から上高地行きの路線バスを乗車します。
直行バス
新宿、川越、名古屋、大阪から上高地への直行バスが利用できます。
詳細はこちら
http://www.kamikochi.or.jp/access/direct-bus/
マイカー規制について
上高地へは年間を通してマイカーでは入れません。釜トンネルより通行禁止です。
松本市方面からは沢渡駐車場、高山市方面からは平湯駐車場を利用し、上高地へは、各駐車場からシャトルバスまたはタクシーを利用します。
※注意
土日祝日は上高地から駐車場へのシャトルバスは長蛇の列ができるほど、混雑します。
そこため、事前にバスの時刻表を確認して早めにバス停に向かうか、タクシーの利用をおすすめします。
シャトルバス時刻表
シャトルバスの運賃
タクシーの運賃
出典:
http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/
上高地おすすめコース
上高地のおすすめコースをご紹介します。
僕がおすすめするコースは大正池から始めるコースで総距離は、10kmほどです。上り坂はほとんどなく、トレッキング初心者やお年寄りにおすすめのコースです。
バス乗り場
沢度まで友人の車でいき、シャトルバスで大正池に向かいました。
シャトルバスの値段は、片道1250円。
① 大正池
15分ほどで大正池に到着します。7:30と早朝に着いたため、大正池は濃い霧に囲まれていました。
大正池は、大正4(1915)年の焼岳の大噴火の際に生じた火砕泥が梓川をせきとねて作られました。水面に映る穂高の山々と池の中に林立する枯れ木は、上高地を代表する景観のひとつです。
② ウェストン碑
大正池から田代橋を渡り、10分ほど歩くとウェストン碑があります。
英人牧師ウォルターウェンストンは、明治21年(1888年)から同28年までの日本滞在中に槍ヶ岳や穂高の山々を数多く歩き、我が国に近代的な登山意識をもたらし、日本山岳会の結成のきっかけを作りました。また、その間の紀行文、”日本アルプスの登山と探検”により中部山岳を世界に紹介するなど、その業績は高く評価されています。
ここにあるレリーフは、日本山岳会が昭和12年にウェンストンの喜寿として祝ったものです。
③ 河童橋
大正池から30分ほど歩くと上高地の人気スポットの一つである河童橋に到着します。
河童橋は、芥川龍之介の作品”河童”という小説で描写されていることでも有名です。河童橋の由来は河童橋の下は深淵で、その深みを「河童の渕」と呼んでいたという説など諸説あり由来は現在でもはっきりしていないそうです。
河童橋の背景に見える山々は、まるで絵画のようでした。
橋から眺める風景はまさに絶景です。
④ 明神橋
河童橋から林道を30分ほど歩くと明神橋が見えてきます。橋の上からはから明神岳が一望でき橋を渡れば、神秘の造形美をたたえる明神池へと続きます。
⑤ 穂高神社
明神橋を渡ってすぐにある穂高神社は、日本アルプスの総鎮守、海陸交通守護神である穂高見命を祀る、明神池のほとりにある神社です。本宮は信州の中心ともいうべき安曇野市穂高にあります。
また、嶺宮には北アルプスの主峰、奥穂高岳の頂上に祀られています。
次に紹介する明神池は、穂高神社の神域になりなす。拝観するには300円の拝観料が必要です。
明神池
明神池は、ひょうたんのような形をしており、手間は一之池、奥は二之池と呼ばれています。イチョウバイカモという珍しい水草や岩魚、マガモが生息しています。
二之池をさらに進むと小滝があります。緑豊かで京都の西方寺のような神秘的な場所でした。この小滝まで行く途中の道は岩だらけで、足場が悪いので注意が必要です。
河童橋バス停へ
最終地点の明神池から河童橋に戻ります。
往路の川沿いの道と反対側の道をひたすら歩いて行きます。
途中、息をのむほど美しい絶景に出会えますよ。
30分ほど歩けば河童橋に到着です。
到着したら、駐車場行きのバス停に向かいます。
前述しましたが、沢度や平湯駐車場に向かうシャトルバスは長蛇の列ができるほど混雑します。
バスの時刻表を事前に確認しておくか、タクシーの利用(沢度駐車場まで¥4200)をおすすめします。
まとめ
上高地は、東京や大阪からもアクセスしやすい場所で、都会では経験できない大自然を満喫できます。今回ご紹介したコースは、大正池エリアから明神エリアまでは平地が続くのでトレッキング初心者からお年寄りまで安心して利用できます。
明神エリアから先は徐々に登山コースとなるそうなので次回はぜひ挑戦してみたいです!
ご観覧ありがとうございました!
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