Yuichiro Suzuki Reports

戦場ヶ原は小田代ヶ原から一周するコースが最高です

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はじめに

日光に行ってきました。毎年この時期になると日光に出向きたくなります。日光は東京から二時間程の距離で豊かな自然を楽しめる素晴らしい場所です。

特に戦場ヶ原は自然に恵まれ、秋になると色鮮やかな紅葉に包まれた草原を一目見ようと多くの人が訪れます。僕もその一人です。

今回は、戦場ヶ原をめいいっぱい楽しむためのコースについてご紹介します。

ご紹介するコースは秋に限らず一年中楽しむことができます。

 

戦場ヶ原 小田が原コース

戦場ヶ原周辺を観光するコースはいくつもあります。その中で僕がおすすめするコースは、赤沼を拠点に小田代ヶ原から戦場ヶ原を一周するコースです。

このコースは一周8kmで2時間30分程でまわることができ、戦場ヶ原だけではなく小田代ヶ原の大自然も体験できます。

また、上り下りがほとんどなく平坦な道なのでお年寄りきもおすすめなコースです。

 

日光駅から赤沼へ

日光駅前のバス停、1または2番乗り場から湯本温泉方面行きで赤沼まで行きます。赤沼まで50分程で到着します。

<バス情報>

日光駅から赤沼時刻表
http://www.tobu-bus.com/pc/search/bs_tt.php?key=43003_11

また、バスチケットは、戦場ヶ原フリーパスを利用するのがお得です。

戦場ヶ原フリーパスについて
http://www.tobu-bus.com/pc/service/ticket/nikko.html

写真出典 http://wikimapia.org/24342448/ja/東武日光駅バス停-2A-2C

 

赤沼から小田が原へ

赤沼から小田代ヶ原に向かいます。小川のせせらぎなど美味しい空気を味わいながら自然に囲まれた道をひたすら歩いて行きます。

ここから小田代ヶ原植生復元施設です。貴重な植物が小田代ヶ原から絶滅してしまう恐れがあるため、シカが入らないように電気柵などで囲んで、回復を図っているそうです。

赤沼から40分程で小田代ヶ原展望台に到着します。

展望台からは、息をのむほど美しい、紅葉によって染められた色彩豊かな草原を楽しむことができました。

※赤沼から小田代ヶ原展望台までのバスを利用すれば15分で到着します。

【赤沼 – 小田代ヶ原低公害バス時刻表】
http://www.nikko-nsm.co.jp/contents/sisetu/hybridbus/bus%20idx.html

写真出典
http://nikko-taizen.net/spot/1021

 

小田が原から戦場ヶ原へ

小田代ヶ原から戦場ヶ原に向かいます。
途中、バードウォッチングを楽しむ方や歌を歌いながら元気よく走っていく子供達とすれ違うなど、穏やか日常を感じることができました。

小田代ヶ原から歩いて90分程で戦場ヶ原が見えてきます。戦場ヶ原の背景にそびえ立つ迫力ある男体山を観望できます。

戦場ヶ原は、中禅寺湖をめぐって男体山の神と赤城山の神が争った「戦場」であったという神話が名前の由来とされています。また、湖であったものが湿原化したもので、 400ヘクタールの広大な面積を誇ります。

 

戦場ヶ原から赤沼へ

戦場ヶ原から出発点である赤沼までもうすぐです。

赤沼へ向かう途中、湯川に遭遇します。この川は、湯ノ湖、湯滝、小滝と次ぐ川で竜頭の滝を経て中禅寺湖に流れています。ヒメマス、カワマス、ニジマスなどが生息し、多くの方が釣りを楽しんでいるようです。

湯川沿いを歩いて行くと別れを告げるように男体山がきれいに顔を出してくれます。

赤沼バス停を出発してから2時間30分ほどで一周できました。

 

最後に

戦場ヶ原に初めていったのは、小学生の頃です。この頃は風景の美しさに感動するということもなく、学校の行事の一環で正直、歩くのが面倒くらいにしか思っていませんでした。
そのため、戦場ヶ原を楽しむためのコースを自分で探し出し観光すること自体、その頃の自分からしてみたら信じられないことです。

しかし、今となっては草木の色合いや空気の美味しさなど、見るもの触れる者に感動を覚えることができるようになりました。

時が経てば見るものの景色が変わる。
そんな大切なことを戦場ヶ原は気づかせてくれました。

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