Yuichiro Suzuki Reports

Canon EOS7D mark2発売前レビュー

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今日は、親友のカメラマンと品川にあるCanon Sタワーへ
EOS7D mark2の実機テストを行ってきました。

発売前のレポートとして参考になれば幸いです。

まずは、EOS7D mark2の開発コンセプトや技術開設のレポートです。

 

1 EOS7D mark2技術開発レポート

a) 開発コンセプト

快適、快速、高画質の追求と
7の血を引き継ぐ妥協のないAPS-Cフラッグシップ機

b) EOS7D mark2の主な仕様

c) キーテクノロジーについて

  1. 新ミラー駆動機構、シャッターユニット
  2. 新AF / AEシステム
  3. DIGIC / CMOSセンサー・画像処理技術
  4. 防塵防滴性能

d) ミラー、シャッターユニットについて

最高約10コマ/秒の高速連写の実現し
レリーズ耐久は約20万回、レリーズタイムラグは55msec

高速宮藤・加減制御装置の改良、ミラーバウンド防止機構を強化し、
高速連写とレリーズタイムラグの改善に成功。

サブミラーマスダンパーでミラーバウンド防止機構を強化。

新開発の高効率シャッター専用モーターを使用、
駆動箇所に4箇所のボールベアリングを使用して摩擦抵抗を減らしてレリーズ耐久の強化に成功

 

e) AF/AEシステムについて

被写体のパターンに関わらず安定したAFを可能にするクロス測距離点。
測距離点を65点へ大幅に増加しながらオールクロス化を実現。

新開発の測光センサーを採用し
EOS1DXと同様に被写体や画像認識、測光の制度を高めるEOS ISA Systemを採用。

EOS ISA Systemは、EOS1DXにも採用されており
被写体の形や色を測光センサーで検知しAFに活用することで
意思一致率の高い測距点自動選択と高精度な被写体追尾を行う機能です。

測光センサーでフリッカー光源の点滅の周期を検知し
光量ピーク時近辺で撮影をする機能です。

フリッカー光源とは

特に連写時の、露出や色のバラつきを抑えることが出来ます。

 

f) CMOSセンサーについて

※ デュアルDIGIC6と新CMOSセンサーにより実現している機能

高速で滑らかな側面位相差AFを可能にする
デュアルピクセルCMOS AFを採用。

 

g) 防塵・防滴について

ハイアマチュアやプロの過酷な使用に今まで以上に耐え得る性能で
EOS7Dで指摘されたウィークポイントを中心に約4倍の防塵・防滴部材を設定。

シーリング部材設定箇所を増加し
エンジニアプラスチックの外装パーツは、シーリング部材を組み合わせて一体化。

 

h) レリーズ耐久について

トップ、リア、フロントカバーに強さと軽さを持ったマグネシウム合金を採用。
ミラー/シャッターだけではなく、操作部材の耐久性を向上することで、
レリーズ耐久20万回を実現。

 

会場の様子

 

 

 

 

個人的にDOレンズの積層型回折光学素子ならぬものが気になりました!

 

1DXのシャッター音が忘れられないくらい快適な音でした。

さすが、重さも一流です!

EOS 7D mark2実機レビュー

会場に来ていくつか実機テストできるブースがあったので一通り試してみました。
単焦点から望遠レンズまでテストでき、7Dmark2の特徴がある程度つかめました!

やはり7D mark2のポイントとなるのは、連写力とAFの機能、EOS ISA Systemで
動き回る被写体を確実に捉えることが可能となっております。

ISO感度は16000くらいだったら常用可能とのことでしたが
12800あたりが無難な気がしました。

僕は、EOS5D mark2ユーザーで写真だけではなく動画も扱うので
動画機能の部分をもう少し試してみたかったです。

60fpsで撮影可能となったらしいのですが
ビットレートはいくつくらいなのでしょうか?

50Mbpsあたりでしょうかね、、

ここら辺は実際に発売してからのお楽しみにしておきます。

というかCMOSセンサーが年々感度が良くなってきて驚きを隠せません。

いつか、極端紫外線リソグラフィ(EUVL)を利用したCMOSセンサーが出現することを心待ちにしております(笑)

ご観覧ありがとうございました!

 

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