Yuichiro Suzuki Reports

Complyにさようなら、カスタムイヤーチップを作りに行ってみた

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これまで、愛用しているイヤホンSONY EX800STにコンプライ製(TX200)のイヤホンチップを使用していました。

このイヤホンチップは、EX800STの弱点である遮音性を補う役割があり、数年愛用していましたが、高価な割には耐久性に乏しいため、これに代わる、新しいイヤホンチップを模索していました。

そこで見つけたのがカスタムイヤーチップです。

カスタムイヤーチップとは、その名のとおり、自分の耳型に合わせたイヤーチップを作成することです。

自分の耳型に合わせたイヤーチップであるため、コンプライと同等かそれ以上の遮音性に期待できます。

また、使用される素材は、アクリル、シリコンが主なため、水洗いができ、一度作ればかなり長持ちしそうです。

現在、カスタムイヤーチップといえば、Westone社のUM56というシリーズが有名ですが、現在使用しているEX800STとの相性が微妙なため、他社を探しました。

そんな中、おっと思った製品を見つけました。それは、eイヤホンが出しているエアラというシリーズのイヤホンチップです。

エアラeA-R38
http://www.e-earphone.jp/blog/?p=19871

しかし、これは、Shure、Ultimate Ears、Westonのみのイヤホンしか対応していないようです。。

もうこうなったら専門家に直接聞きにいきしかない、と思い、秋葉原にあるイヤホン専門店、eイヤホンに足を運びました。

eイヤホンのカスタム専門店のスタッフに事情を説明したところ、なんとつい先日、エアラソフトという新たなカスタムイヤーチップが発売されたそうじゃないですか。

これは、シリコン素材を使用し、ほぼ全機種のイヤホンに対応させることができるようです。

またエアラソフトは、オーダーする際にイヤホンを提出し、耳の形状に合わせて向きや角度を調整しフィットを確認するため、あるメーカーのイヤホンとの相性が悪かったということはないそうです。

しかも、値段は¥15000とWestoneのUM56(¥23000)より断然安いです。

一応、Westoneとエアラのイヤホンチップのサンプルを見せていただいたところ、エアラの方がWestoneよりも多少固めで、さわり心地も良かったです。

これはいい!!
ということでエアラソフトをオーダーすることを即決しました。

エアラソフトをオーダーするまで

イヤホンチップのオーダーにはまず、自分の耳型を採取する必要になります。

これは、補聴器店に自ら足を運び採取しに行くのですが、なんと、eイヤホンの地下に耳型採取所?があります。

早速、地下の耳型採取所に案内されました。

待合室で待機して数分後に採取部屋に案内され、同意書を記入。

記入後、耳型採取についての説明され、早速、採取開始!

まず、両耳を検査されて糸のついた綿を耳の奥に押し込められました。

次に注射器?のようなものでシリコンを耳穴に流していきます。

このシリコンは、凝固剤を混ぜ合わせた液状のもので、歯のマウスピースを作るときなどに利用されているそうです。

シリコンがひんやりと耳に流れ込み非常に気持ち良かったです。この気持ちよさをうまく表現しようとするとお下品な表現になりそうなので止めておきます。。

両耳がシリコンで固められると何も聞こえなくなりました。

この状態で、正確に耳型が採取できるよう割り箸をくわえ、姿勢を正し5分ほど静止します。

これができあがった僕の耳型です。

まるでアート作品ですね。部屋に飾っておきたいと思い、今後返却されるのかスタッフに聴いたところ、返却はされないようです。残念!

そして、お会計。耳型採取代は、普段5200円程かかりますが、今回はセール日だったようで4000円で済みました。

大事なアート作品。いや、耳型を持って一階のeイヤホン受付に戻りオーダー手続きへ。

手続きは、オーダーフォームの記入、スタッフの説明、作成した耳型とイヤホンの提出とすんなり進みました。

イヤホンチップができあがるのに4週間ほどかかるため、愛用のイヤホンMDREX800STとは当分の間お別れです。

そういえば、サブのイヤホンを持っていないため、代用できるイヤホンを探さなければなりませんね。

過度なドンシャリでなく、音場が狭すぎないイヤホンならなんでも良いんですが。

2〜3千円で良さげなイヤホンありませんかね。。

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