Yuichiro Suzuki Reports

人工知能IBMワトソンの出現で考えさせられたこと

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はじめに

今年の10月よりIBM社開発の人工知能、ワトソンを本格的に普及させるために
ニューヨークに開発拠点を設置したと発表されました。

この人工知能ワトソンは、今までのコンピュータでは難しいとされていた
自然言語解析能力と学習能力を備えた人工知能システムを兼ね備え、
人と対話しながら、人間と代わり数多くの知的作業を行うことが可能なSFチックなコンピューターであります。

もし機械が人間のように会話し、
学習できるようになったら今後人々はどういった立場に立たされるのでしょうか?

 

1 人から機械へ

もし今後 人工知能の普及により人間の知的作業が奪われてゆくとしたら
コンサルタント、アナリスト、医師、会計士、税理士、、、
と思いつくだけでこれだけの職種が人工知能に代替させられる可能性があります。

また、20年後には50%の職業が消滅してしまうとも言われています。

 50%が失業? ITの進化で20年後に消えてしまう職業一覧

それどころか人工知能が起業しだすかもしれません。

芸術の分野でも人が感動するロジックを人工知能が組み立て学習し
人間よりも人間を感動させる作品を創りあげてしまうかもしれません。

 

2 人々にとって大切になってくるもの

ワトソンのような人工知能が普及し、20年後今ある職の50%が消滅し、
知的作業のほとんどが機械に変わるのだとしたら
私たちは今後何を大切にするべきなのでしょうか?

それは、機械ではデータ化できない人間の本質的な部分を大切にし、
育てていくことではないかと思います。

例えば、人間の精神や魂といった分野には
科学的にも複雑で解明できない事が多く含まれていると言われております。

そういった領域に人間の本質的なことが隠れており
個人個人が少しでもその領域にアクセスできるよう
今後努めていく必要があるのではないかと思っております。

中でもその領域を広くカバーし、鍵を握っているのが宗教や哲学であり
今後は職に限らず、エンターテイメント、芸術、、
ほとんどのフィールドに宗教や哲学が密接に関わっていく、
というか関わらざるを得ない状態になるのではないかと勝手ながら予想しています。

僕に関してまずは、楽しい、心地が良い、といった言葉にもしがたい
人間本来の”感じる”部分を大切にし生きていきたいなと思っております。

ご観覧ありがとうございました!!

 

 

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