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近頃、職場にハイエンドオーディオを導入したことがきっかけで、CD音源だけでは物足りなくなり、レコード収集にはまるようになりました。
レコードは日に日に増え続け、気がつくと1ヶ月ほどで50枚近くになりました。
入手先のほとんどは中古のレコード店です。中古のレコード店は格安でレコードを入手できることができる反面、状態が悪いものが数多くあります。
特にほこりや指紋などの汚れが付着したレコードが多く、これらの汚れは、レコードノイズの原因になります。
このようなノイズを劇的に改善させる方法の一つとして今回ご紹介するレコード洗浄があります。
このレコード洗浄でノイズがひどかったレコードを何枚も改善させることができました。
まず、用意するのは中性洗剤とスポンジです。
えっ、レコードを洗剤で洗って大丈夫なの?と驚かれるかもしれませんが、結論をいうと大丈夫です。
渋谷にある創業40年以上のとある老舗レコードショップの店員さんにレコードの洗浄方法をたずねてみましたが、やはり、中性洗剤を使った洗浄が一番有効なようです。
洗浄方法はとても簡単です。
まず、キッチンペーパーなどの柔らかい紙の上にレコードをのせておきます。
次にスポンジに中性洗剤を数滴たらし、水をつけてよく泡立たせます。
そして、スポンジをレコードの溝に沿ってゆっくり、あまり力を入れすぎないように拭いていきます。
片面をふき負えたら、裏返してスポンジで先ほどと同様に拭いていきます。
表裏吹き終えたら、レコードに付着した泡を水道で洗い流します。
このときにレコード中央のラベルに水がかかるとラベルが色落ちすることがあるようです。
なので、ラベルの色落ちが心配な方はできるだけ水がかからないように注意しましょう。(これまで数枚、洗浄時にラベルに水がかかりましたが、色落ちはしませんでした。)
泡が完全に洗い流せたら後は、2〜3時間レコードを乾かします。
そして、最後にレコードの溝内に残ったほこりや汚れをきれいにかき出すため、レコードプレーヤーに洗浄したレコード載せ、重りを普段より少し重くして(0.5g〜1gくらい)両面を再生させます。
早く終わらせたい場合は、45回転に設定して再生してもかまいません。
再生後、針にほこりが付着していたら、レコード針クリーナーで洗浄しておきましょう。
これでレコード洗浄は完了です。
今回ご紹介したレコード洗浄だけでレコードノイズをかなり軽減できます。
なので、レコードのパチパチノイズが取れなかったり、片方のチャンネルだけノイズがでるといった場合に試してみる価値はありますよ。
ご観覧ありがとうございました!
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