Yuichiro Suzuki Reports

Macの容量を劇的に減らす4つの方法

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はじめに

日々、Macで作業していると知らず知らずにデータがたまり、気がつくとストレージ容量が一杯になってしまうことがあります。

そんなときのために今回は、Mac内の不要ファイルの消去からitunesのデータ管理、Apple社端末のバックアップファイル管理など、Mac内のデータ容量を劇的に減らす有効は方法をご紹介します。

今回紹介する方法を実践すれば、Mac内のデータ容量を数十GB削減することも難しくありません。

 

Magicanの利用

Magicanは、Mac内のキャッシュデータや重複ファイルなど普段使用しないファイルを削除し、Mac内のデータ容量の削減に貢献してくれるアプリケーションです。

Magican
https://magican.softonic.jp/mac

不要ファイルの削除

MagicanのクリーンスキャンをクリックするとMac内の不要ファウルのスキャンがはじまります。

スキャン後、クリーンをクリックすると、Mac内の不要ファイルが削除されます。

この作業だけで、1GBもの容量を確保しました。

ソフトウェアのアンインストール

Magicanには、ワンクリックでソフトウェアのアンインストール行う便利な機能があります。

長期間使っていないソフトウェアが確認できるため、不要ソフトのアンインストールが効率よく行えます。

 

GrandPerspectiveの利用

GrandPerspectiveは、Mac内のストレージ容量を可視化するツールです。

ストレージ使用状態がグラフィカルに表示され、どのファイルがどのくらいのディスクスペースを使っているかが一目で分かるようになっています。

使い方

以下からGrandPerspectiveを以下からダウンロードしてインストールします。

GrandPerspective
http://www.vector.co.jp/soft/mac/util/se408050.html

GrandPerspectiveをクリックしてスキャンするディスクを選択します。選択するディスクは、Macシステムを構成するファイルが入ったMacintosh HDを選択します。

Scanをクリックするとスキャンが開始されます。容量によって数分かかることもあります。

スキャン完了後、選択したディスク内のファイルが可視化できるようになります。

ファイルにカーソルを当てると、ファイルのサイズが下部に記載されます。


まず、大きなサイズから調査していき、不要なファイルは削除していきます。

削除法は、ファイルにカーソルをあてて右クリックしてReveal in Finderをクリックし、Finder内のファイルを削除します。

今回はMacOSのインストーラーファイルなど不要なファイルを削除して6GBほどの容量削減に成功しました。

 

iTunesのデータ保存先を変更

iTunesで豊富に音楽データや動画データを扱う人は、Mac内に保存するのではなく、外部ハードディスクなどを用意して保存するようにしましょう。

保存先を外部ディスクに変更するだけでも数GB〜数十GBの容量削減が可能です。

iTunesのデータ保存先を指定する

外部ディスクをMacに接続します。
次にiTunesを開き、環境設定の詳細にアクセスします。

iTunes Mediaのフォルダ場所の変更をクリックしてiTunes Mediaのフォルダを外部ディスクにコピペします。

コピペ完了後、Macn内のiTunes Mediaフォルダ(ミュージック>iTunes)を削除し、フォルダの場所を外部ディスクのiTunes Mediaフォルダに指定すれば完了です。

今後はiTunesで読み込まれたデータは、外部ディスクに保存されます。

※ iTunes Mediaフォルダの移動後、音楽ファイルが読み込まないことがあります。そのときは、ライブラリの追加にアクセスして指定した外部ディスクのMusicフォルダから再読込してみましょう。

 

Apple社端末のバックアップデータの移動

iTunesで管理されるiPhione・iPadなどのバックアップデータは、Mac内のディスクに保存され、これらのデータを削除するだけでも大幅な容量削減となります。

しかし、バックアップデータは簡単に手が加えられないようになっているため、バックアップ先を外部ディスクにするには、シンボリックリンクなどを利用して行わなければなりません。

 

SymbolicLinkerのインストール

Mac でのシンボリックリンク作成は、ターミナルを利用して作成するのが一般的です。

しかし、ターミナルを開いたり、入力するのは非常に面倒なので、SymbolicLinkerというツールをインストールしてワンクリックでシンボリックリンクを作成できるようにします。

SymbolicLinkerを以下からダウンロードします。

SymbolicLinker
http://ge.tt/1nLqxdT2/v/0?c

ダウンロードしたファイルをシステム>ライブラリ>Servicesに移動させます。

これでSymbolicLinkerのインストールが完了です。

適当なファイルを右クリックして”サービス”項目に”Make Symbolic Link”が追加されているか確認しましょう。

バックアップデータの移動

iTunesを立ち上げて環境設定の”デバイス”にアクセスします。
表示されているデバイスを右クリックして”Finderで表示”をクリックします。

すると、バックアップ先が表示されますので、”Backup”フォルダを外部ディスクにコピーします。

次にコピーした”Backup”フォルダを右クリックしてサービス>
Make Symbolic Linkからシンボリックリンクを作成します。

デスクトップに出力されたシンボリックリンク(backup.symlink)を”Mobilesync”フォルダに移動させ、フォルダ内の”Backup”フォルダを削除します。

最後にiTuneを再起動して環境設定のデバイスが反映されていれば完了です。

まとめ

いかがでしたか?
今回紹介した方法を実践するだけでMac内のデータ容量を大幅に削減ができるはずです。僕は20GB以上の容量削減に成功しました。

本記事が、快適なMac環境を構成する助けに少しでもなれたら幸いです。

ご観覧ありがとうございました!

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