Yuichiro Suzuki Reports

KorgのnanoKEY2を手にすればどこでも音楽製作可能

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はじめに

今まで音楽制作に使用していたマスターキーボードは、
学生時代に教授から3万円で譲り受けたKorgのM-1を使っていました。

キーボードのタッチ感は素晴らしく、DTMの打ち込みではそれなりに活躍していましたが
断捨離の時期とが重なったということもあり思い切って処分してしまいました。

最近の僕の音楽製作環境は、
大量のソフトウェア音源とプラグインがインストールされたMac Book Proと
今回紹介するnanokey2のみ、カフェでもどこでも音楽製作が可能となっています。

このノマドサウンドプロデューサー?(笑)が実現できたのは
nanoKEY2の活躍が大きいです。

そこで今回は、カフェから河川敷まで場所を問わずに
デモソングから完パケまで行った経験をもとに
nanokey2のレビューを行ってみたいと思います。

 

Nanokey2の素晴らしいところ

持ち運びできる

重さは、たったの244g、大きさは縦32.5cn 横8.3cmと
コンパクトでどこにでも持ち運べます。

僕は、外出する際には必ずリュックにしまっております。

素材はプラスチック製で精密機械でもないので
ちょっとやそっとでは壊れることはなさそうです。

 

USB給電

USB(ミニBタイプ)給電なので電力の心配もなく、
配線もすっきりして音楽製作に集中できます。

DAWがインストールされたノートPCさえあれば、
場所を選ばずにどこでも本格的な音楽製作が行えます。

 

小型ながら多機能

小型だからどうせ音を出すだけのMIDIコントローラーなのだろうと甘く見ていましたが、
シフトキートランスポーズ、サスティン、
モジュレーションなどMIDIキーボードに必要な機能が一通り付属していました。

特にシフトキートランスポーズは、
ベースやストリングスを打ち込む際の音域選択になくてはならない機能ですよね。

 

すぐ使える

僕がメインで使用しているDAWは、Studio One2で、
ドライバーもインストールせずにMac Book Proに接続したら
すぐに使うことができました。

サブで使用しているMacにインストールされている
Cubaseでも動作確認が取れました。

 

NanoKEY2唯一の欠点

正直このサイズ感と値段では文句のつけようがないのですが、
今後の進化を願い2つの欠点を書きたいと思います。

タッチがうるさい

鍵盤がプラスチックでできているので
パソコンのキーボードを打つ時の音のようです。

ドラムやベースを打ち込む時は、つい念が入ってしまい、
カチカチッっと結構な音が出てしまいます。

カフェなどで打ち込みを行う際、気を使ってしまいます。

ゴムのような柔らかい素材を使用することはできないのでしょうか?

これがクリアできたら人前でも集中して打ち込みが行えますね。

 

ピアノの打ち込みには不向き

サイズ感からして本格的なピアノの打ち込みは厳しいです。

ちゃんと打ち込むには、クローズボイジングで3声がやっとで
コード楽器を打ち込むにはパッド系など
全音符〜4分音符の細かくない音符が無難のようです。

これに関しては、サイズ感からして改善は厳しいと思いますので割り切っています。

 

最後に

最近ではToontrack社のEZシリーズなど、
高度な自動演奏機能をもったソフトウェア音源が誕生しており
nanokey2のような小型コントローラー一つで
ハイクォリティな楽曲が制作できる時代となってきました。

今後は、場所を選ばない音楽製作という可能性がますます広がっていきそうです。

10年前、デスクトップパソコンと
2Uサイズののオーディオインターフェース002RでProtoolsを動かし
部屋にこもって音楽製作していた時代が懐かしいです(笑)

ご観覧ありがとうございました!

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