Yuichiro Suzuki Reports

本当は教えたくない、需要ある検索キーワードの見つけ方

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検索キーワードの需要を調査するためには、Googleトレンドやキーワードプランナーなどのツールを用いて行うのが一般的です。

ところがGoogleトレンドでは、検索ボリュームなど細かなデータは取得できません。また最近では、キーワードプランナーの利用制限がかかってしまい、検索ボリュームの詳細データを取得することができなくなりました。

なので、正確な需要ある検索キーワードを見つけることはなかなか難しくなってきているのが現状です。

そこで今回、あるサービスを利用して、正確な需要のある検索キーワードを見つける方法を紹介します。

Similerwebを使ってキーワード収集

需要ある検索キーワードを見つけるためにSimilerwebというサービスを利用します。

Similerweb
https://www.similarweb.com

Similerwebはライバルサイトのアクセス数、どんな検索キーワードで、どんなトラフィックでサイトに訪れているかなどを知ることができるサービスです。

これまで僕が運営する数サイトを使って、Similerwebがはじき出すデータの正確性を検証してみましたが、かなり正確です。

で、このサービスを利用してどうするのかといいますと、自分が運営するサイトとジャンルが似たライバルサイトを探しだし、そのサイトから検索キーワードを抜き出し、需要ある検索キーワードを見つけていきます。

Similerwebの使い方はとてもシンプルで、サイトにアクセスして、調査サイトのURLを入力するだけです。

すると、ライバルサイトのアクセス数やサイトへの流入形式、検索キーワードが表示されます。

では、早速、需要ある検索キーワードの見つけてみましょう。といきたいところですが、その前にライバルサイトの選び方について2つ、抑えておきたいポイントがあります。

それは、

  1. 月間10万PV以上あるサイト
  2. 70〜80%以上オーガニック検索から流入しているサイト

です。

ポイント1 月間10万PV以上あるサイト

Similerwebは、アクセス数が少ないサイトでは、検索キーワードなどのデータが表示されません。

なので、1 月間10万PV以上あるサイトを選ぶようにしましょう。(できるだけアクセス数の多いサイトがよい)

サイトのアクセス数を知る方法は、
Total Visits 内のTotal VisitsとPages per Visitåを掛け合わせて2で割った数字になります。

2で割る理由は、なぜか訪問者数のデータが2倍で出てしまうからです。(おそらく、PCとスマホのアクセス数がかぶってしまっているため)

PV数の出し方
Total Visits × Pages per Visitå / 2

上記の場合は、1.1M(110万) × 1.44 / 2となり、このサイトは、月間792,000PV(79万PV)と予測することができます。

ポイント2 70〜80%以上オーガニック検索から流入しているサイト

検索キーワードのデータをできるだけ正確に収集するため、70〜80%以上オーガニック検索(検索エンジンから)から流入しているサイトを選ぶようにしましょう。

Traffic Sourcesで確認することができます。

ライバルサイトが見つかったら

ライバルサイトを見つかったら、Search内のOrganic Keywordsを確認します。

これらのキーワードはライバルサイトへアクセスするためにオーガニック検索されている主要キーワードです。

左側が検索されているキーワード、そして右側はサイト総アクセス数とそのキーワードのアクセス数の比率を表しています。

これらを掛け合わせることで、キーワードのボリューム数をはじきだすことができます。

上記を例に、「マイナンバーカード 写真」の月間検索数を割り出してみます。

792,000(サイト総アクセス数) ×  1.49%(0.0149)

= 11800.8

このキーワードでは、月間約1,1800のアクセスを集める需要がある検索キーワードであることがわかります。

キーワードプランナーで競合性のチェック

SEOベースでコンテンツ制作を行っているのであれば、キーワードプランナーで競合性をチェックしておくとよいでしょう。

もし、競合性が低ければ、そのキーワードで作成したコンテンツは多くのアクセスを集めることができる可能性があります。

まとめ

Similerwebは、ライバルサイトのアクセス数、検索キーワード、トラフィックなどを調査することができます。

このサービスを利用して、正確な需要ある検索キーワードを見つけることができます。

ただし、キーワードをみることができるのは、無料版で5つまでです。

なので、本格的なウェブマーケティングを行っているのであれば、有料版を導入することをおすすめします。

ご観覧ありがとうございました!!

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