生活、IT・WEB、ガジェットに密着した情報をお届けしています

高音質スピーカーを1万円以内で自作する方法

   

これからスピーカーの自作に挑戦してみたい。

けれど、自分で音質の良いスピーカーが作ることができるのか不安でなかなかスピーカー作りに足を踏み出せない。そんな方いらっしゃるかと思います。

スポンサーリンク

スピーカーを自作するとなるとスピーカーボックスの設計や配線など専門的な知識、技術がないと無理!しかもコストも結構かかるのではないか?

そう思うのが普通です。

ですが、最近では精密に設計されたリーズナブルな組み立て済みのスピーカーボックスが市販されるようになり、専門的な知識、技術がなくても高音質なスピーカーを手軽に自作できるようになりました。

そこで今回、手軽に1万円以内で高音質スピーカーを自作する方法をご紹介します。

スピーカー自作で必要なもの

スピーカー制作にはパーツ、工具といろいろ用意しないといけないと思われがちです。

ですが、前述のとおり、最近では高性能な組み立て済みスピーカーボックスなどが市販されているため、スピーカー制作に必要なものはごくわずかです。

スピーカー自作で必要なものは主に以下です。

  • エンクロージャー(スピーカーボックス)
  • スピーカーターミナル
  • スピーカー内部配線用のケーブル
  • スピーカーユニット

これさえあれば、立派なスピーカーが出来上がります。

そして、工具はプラスドライバー一本あれば組み立てが可能です。ただし、一部のスピーカーユニットでは取り付けにハンダが必要です。

エスクロージャー

エンクロージャーとはスピーカーユニットを囲む箱のことです。

これには大きく分け、一つのスピーカーしか搭載できないものと低域から高域までの帯域をそれぞれ独立させたスピーカーユニットを搭載できるもの(2個なら2WAY、3個なら3WAYスピーカー)があります。

帯域を独立させたスピーカーユニットでの製作は難易度が高く、コストが高くなってしまうため、今回は一つのスピーカーユニットを搭載できるエンクロージャーを使用します。

今回使用するのはFOSTEX製のエンクロージャーです。価格はなんと1560円!

これは、アンプとスピーカーをつなげるスピーカーターミナルから内部配線まで済んだ完成系のエンクロージャーです。

しかもなんと、小さな箱でも高音質に出力できるよう内部設計済みで吸音材もすでに貼り付けられています。1500円代とは思えない作りです。。

あとはこのエンクロージャーに高音質スピーカーに仕上がるよう、スピーカーユニットやパーツをどんどん取り付けていくだけです。

スピーカーユニット

今回搭載するスピーカーユニットは、一つのスピーカーで低音から高音まで出力できるフルレンジスピーカーです。

フルレンジスピーカーは、体で感じることができるほどの重低音までは再現されませんが、低音から高域まで高音質で出力するユニットが多数販売されています。

今回使用するエンクロージャーでは、FOSTEX製の8cmフルレンジユニット P800Kというスピーカーユニットが推奨されています。

このスピーカーユニットは、解像度がとてもよく、高音から中域、そして低音もバランスよく出力するので、アコースティックやジャズなど、繊細な音楽を聴くのにもってこいです。

また、ケーブルとの配線端子が付いてるのでハンダ付けしなくてもよいです。なので、スピーカー自作の初心者におすすめなスピーカーユニットです。

P800K以外にも搭載できるスピーカーユニットは多数あり、個人的におすすめするのが、ALTEC LANCINGの3インチ(75mm) スピーカーユニットです。

このスピーカーユニットは、JBLの創始者であるジェームス・B・ランシング氏が技術担当副社長だったころに生産されたユニットです。

ALTEC でこのサイズのスピーカーは珍しいようで、あまり世に出回っていないそうです。

ですが、出音は素晴らしいです。(出音は後述するサウンドチェックで公開してます。)

特に中域から高域に艶があり、女性ボーカル、アコースティック、ジャズを聴くのには最高です!(中高域の出力は数万円するハイエンドのものと比べても劣らない気がします。)

僕はここ数ヶ月このスピーカーを愛用するようになり、価格も送料込みで1300円程なのでストック用に2個も買い足してしまいました。

ちなみに、取り付けにはハンダを使用しなければならないで、ハンダ慣れしていない方は、取り付けに少し苦戦するかもしれません。。。

 

スピーカーディフューザ

エンクロージャーにスピーカーを取り付けてよし、完成!

といきたいところですが、せっかくなので、更に高音質になるよう、細工をしておきましょう。

使用するのは、スピーカーディフューザというものです。

これは、スピーカーの音質を悪くさせるスピーカーの背圧(スピーカー背面から出た音)を四方八方に拡散させ、音の解像度を改善させます。

出典 :
http://www.inpulse.co.jp/product/inpulse/difuser/

今回使用したスピーカーは、小型でフルレンジスピーカーユニットを使用しているため、どうしても低音が弱くなりがちです。

ですが、このスピーカーディフューザを導入するとスピーカーの背圧の反射を遮断するためか低音が増します。

また、中高域の音もよく締まるようになり、音像が良くなり、クリアに聞こえるようになます。

使い方は、スピーカーのマグネットのくびれ部分に合わせて中を切りはめ込みます。(切り込む前に切り込み部分をマジックなどで印を付けることをおすすめします)

もし、切りすぎたり、設置部分と合わない場合は、接着剤で接合するとよいそうです。

ディフューザを取り付けしたら、内部のカスタマイズは完了です。

あとは、エンクロージャーとスピーカーを付属ネジで取り付けたらスピーカーは完成です!

インシュレーター

エンクロージャーとスピーカーユニットを接続し、ディフューザを取り付け、組み立てれば、もうスピーカーとして完成です。

これだけも立派なサウンドを体験できますが、最後にぜひ、導入して欲しいのがインシュレーターです。

インシュレーターは、基本的にスピーカーを置いた台や机が共鳴しないようにするためのものです。

他にも、低音が締まるようになり、サウンドにメリハリがつき、定位が良くなるなど音質改善の効果があります。

防振、音質改善と一石二鳥なアイテムなので、ぜひとも導入してほしいです。

サウンドチェック

では、完成した自作スピーカーのサウンドチェックしてみましょう。

サウンドチェックに使用したリファレンス音源は、低域、中域、高域それぞれ鑑賞しやすいよう、ハービーハンコックのガーシュインワールドからSummertime、リチャードボナのTIKI、ビルエバンスのWaltz for Dabbyを選択しました。

いかがでしょうか。1万円とは思えない高音質なスピーカーに仕上がりました。

鑑賞用としては十分すぎるほどの音質です。

今回ご紹介したスピーカー自作法は、専門技術は特に必要ないので、これからスピーカーを自作に挑戦したいという方にとてもおすすめです。

また、音質向上のためのカスタマイズもまだまだ行うことができるので、世界でたった一つのあなただけのオリジナルスピーカーを制作することができますよ。

本記事がスピーカー自作の楽しむきっかけとなれば幸いです!

ご観覧ありがとうございました!

自作スピーカー内訳

今回、スピーカー制作にかかった費用のの内訳です。

FOSTEX スピーカーボックス P800-E × 2 ¥ 3,108
ALTEC LANSING 3インチ(75mm) ダブルマグネットスピーカーユニット × 2 ¥ 1,760
スピーカーディフューザ(ペアセット) ¥1600
audio-technica ハイブリツドインシユレーター AT6098 ¥2,630
合計 ¥9,098

 

※ 今回僕は、ALTECのスピーカーユニットを使用したのでハンダごて(100円ショップで購入)とハンダ代がかかりました。

スポンサーリンク