池袋の四川料理専門店 知念食堂の麻婆豆腐が激ウマ辛だった件

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池袋北口を出て徒歩1分。細い路地を入ったところに本格的な四川料理を楽しめる店がある。
その店の名は、知念食堂。
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外観、看板の色は赤を基調とし、いかにも辛いという雰囲気をかもしだしていた。
激辛通の私は、わくわくしながら店のある地下へと足早に降りていった。
開店時間に来店したためか、人っ子一人いない。
すみませーん!と声をあげると厨房の方からスタッフが現れた。
オスキナセキヘドージョ!と片言の日本語で案内された。
スタッフの方は中国人のようだ。
席につき、用意されていたメニューを開くとどれもおいしいそうで辛そう。
注文は一品料理での注文が基本でランチメニューはないようだ。
迷いに迷った結果、四川料理の定番である麻婆豆腐(980円)とご飯一善(160円)を注文した。
いつまで経ってもお冷やが運ばれてこないと思ったらセルフサービスのようだ。
スタッフからの説明はなかった。
知念食堂は、お好きにしてくださーい、という良い意味でテキトーなスタンスのようだ。
私はこのゆるい感じがとても好感であった。
注文して数分後、3組の新規客が来店してきた。
3組のうち2組は中国人で、店内は中国語が飛び交うようになり、日本にいることを忘れてしまうような空間にいっきに変わった。
知念食堂は、中国人の常連客も多いようで、それだけ本格的な四川料理が楽しめるということなのであろう。
そんな本格的な四川料理店をどっぷり浸かっていたら注文した麻婆豆腐が運ばれてきた。
麻婆豆腐の量は、ちょうど一人前程。小腹が空くランチタイムにはちょうど良い量だ。
麻婆豆腐は、真っ赤なスープに細かく刻まれた青ネギ。そして、たっぷりと豆腐が盛られている。
これが本場の四川麻婆豆腐かとテンション上がり気味で早速、一口いただく。
唐辛子の辛さとピリッ痺れる花椒特有の辛さが口の中に広がった。
そして、辛い。。と思ったらいつの間にか辛さは引き、花椒の香りが豆腐、挽肉などの具材と交わり、麻婆というべき香ばしい味が口の中に広がった。
麻婆豆腐というとドロッとした食感をイメージするが、知念食堂の麻婆豆腐は非常にあっさりとしている。
これが本場の四川麻婆豆腐なのか。
そう思っていたらすっかり忘れていた白いご飯に目が行く。
やはり、麻婆豆腐といえば、ご飯。
ご飯を一口食べてみるとべちょっとしており、水気が多かった。
これは、炊き方の失敗なのか四川料理特有のものなのかは、定かではない。
ところが、この水気が多いご飯と麻婆豆腐を一緒に食べてみたところ相性は抜群であった。
ご飯が麻婆をほどよい辛さに中和してくれた。また、水気が多いためかさらっとした食感の麻婆と違和感がない。
水気が多いご飯はおそらく、失敗ではなく、計画的である。と私は信じたい。
気がつくと麻婆豆腐、ご飯ともに完食。運ばれてきたときは、量が少ないかなと思ったが。実際そんなことはなく、腹八分でほどよい量であった。
今回は一人での来店のため一品しか楽しめなかったが、次回は家族、友人を連れて盛大に知念食堂の四川料理を楽しみたいと思う。
知念食堂
営業時間 :
[月・火]
11:30~24:00(L.O23:30)
[水~日]
11:30~翌2:00(L.O1:30)
ランチ営業、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業定休日 :
無休
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