団十郎さんも愛した創業60年のシチュー専門店銀の塔にいってみた

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東京メトロ銀座駅から徒歩10分。歌舞伎座に近い路地裏に創業60年の老舗シチュー専門店がある。
その名は銀の塔。
銀の塔は、昭和30年開店から現在に至るまでメニューはシチューとグラタンのみ。
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歌舞伎座に近いことから市川團十郎さんをはじめ、多くの歌舞伎役者に愛され、創業当時から変わらない味を提供し続けている。
そんな、歴史あるシチュー専門店銀の塔へ足を運んでみた。
銀の塔は、歌舞伎座を超えて二本目の路地にひっそりとあった。
訪れたのが15時頃だったためか、すぐに店内に案内された。
店内は思ったよりも広くはなく、地元のおそば屋さんに来たという感じ。
メニューを開いてみるとシチュー、グラタン、飲み物のみ。うわさ通りシンプルなメニュー。
今回は大盛りシチューのミックス(ビーフとタンと野菜)を注文。
しばらくするとお新香とおはちが運ばれてきた。
シチューとお新香というのは斬新な気味合わせではないか。
お新香とおはちを食して数分後、メインのシチューとご飯が運ばれてきた。
シチューは土鍋に盛られ、グツグツ沸騰している。この光景に夢中になり、いつ食べようかタイミングをうかがっていた。
沸騰がおさまり、ここがタイミング!と直感し、早速一口食べてみた。
。。。
めちゃくちゃう・ま・い!
スープはさらさらし、あっさり。丹念に3日間煮込んでいるためか、ワイン?のような香りはまったくしなく、デミグラスソースそのものの味がしっかり生きていた。
ビーフは、れんげで簡単にさくことができ、やわらかい。デミグラスソースその味も非常に染みていた。
次にタン、シチューにタンは生まれてはじめてだ。
豪快な大きさのカットされたタンは、ビーフとはちがう食感を楽しめた。味も非常に染みている。
気がつくとご飯一杯をたいらげてしまった。ご飯はおかわり自由ということなので二杯目に突入。
シチューは想像以上にボリュームがあり、ご飯は2杯でもう十分であった。
土鍋で煮立った状態で運ばれてきたためか、スープの最後の一滴まで冷めずにあったかい。
銀の塔のシチューは、最後の最後まで楽しませてくれるシチューであった。
こういった気づかいが多くの歌舞伎役者に愛される理由なのかもしれない。
銀の塔
営業時間 :
11:30~21:00(L.O.20:30)
ランチ営業、日曜営業定休日 :
無休(12月29日~1月3日まで休)
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