サンセバスチャンのバルを満喫するための3つのコツ

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サンセバスチャン観光に欠かせないものの一つにバル巡りがあります。
ところが、サンセバスチャンには数多くのバルが存在するため、一体どこのバルを訪れば良いのか迷ってしまいます。
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また、はじめてバルを訪れるとどのように料理を注文して良いのかわからなかったりと、さまざまなハードルが待ちかまえています。
そんなハードルたちを飛び越え、サンセバスチャンのバルを満喫するためのコツを今回ご紹介します。
1 まずは、旧市街へ
サンセバスチャンには主に旧市街と新市街の2つの市街があります。
バルは、旧市街と新市街ともにありますが、旧市街の方が新市街よりもバルの数が圧倒的に多いです。
その数は、数歩歩けばバルを目にするほどで、老舗人気店も多く存在します。
そのため、どこのバルに行って良いのか迷ったらまずは、旧市街に出向いてみることをおすすめします。
ただし、夜間の旧市街はとても混雑します。
なので、比較的空いているのお昼頃の時間に行くことをおすすめします。
(12時から15時くらいがおすすめ。午前中はほとんど閉まっています。)
2 紙ナプキンが大量に捨ててあるお店を選ぶ
サンセバスチャンのバルでは、店内の床に紙ナプキンが大量に捨てられていることはお店が繁盛していることを示すそうです。
なので、お店の床は人気店かどうかを知るひとつの指標となります。
人気店や老舗店の見分けにぜひとも店内の床を確認してみましょう!
3 注文はハキハキと!片言英語でOK!
はじめてバルを訪れると、注文の仕方がわからない。メニューがあってもスペイン語や英語の読みになれていないため理解不能。といった問題に悩まされるかもしれません。
僕は英語もスペイン語も話すことができず、読みも苦手でしたが、たった2つの魔法の言葉でバル巡りを乗り切りました。
それは、
- Excuse me!
- This one please!
です。
まず、店内に入ったらカウンター前に陳列されている料理を物色し、食べたいものを2~3品選びます。
夜間のバルはとても混在するので、ぼーっと店内で待っているだけでは、いつまで経っても料理を注文することができません。
そのため、カウンター前に入ることができそうと思ったら遠慮せずに人混みをかきわけ、カウンター前に無理矢理にでも入ってしまいましょう。
そして、無事にカウンター前にたどり着いたら、店員に「Excuse me!」と声をかけます。
この時のポイントはハッキリした声で自信満々に声をかけることです。
次に「This one,,, This one,,,and This one,,,please!」と食べたい料理を指差し、店員に訴えます。
すると、お皿を渡され、「自分で欲しいものを取って!」と言われたり、「温かいの持ってくる、もしくは、作るからちょっと待ってて!!」と指示を受けます。
会計は、食後に「Check Please!!」とスタッフに声をかけます。
ほとんどのバルでクレジットカードが利用できるので、早く会計を済ませたい方は、クレジットカードの利用をおすすめします。
4 チャコリを飲もう
サンセバスチャンには、チャコリ(Txakoli)と呼ばれるバスク地方でよく飲まれる白ワインがあります。
味はフレッシュでフルーティ、そして、わずかな酸味があり、魚介類やお肉の料理とも相性が良いことから、ほとんどのバルで口にすることができます。
バルで飲みたい場合は、「チャコリプリーズ!」といえばどこのバルでも注文できます。
アルコール度数がそれほど高くなく(9〜10度くらい)僕のようにお酒が苦手な人でも楽しめます。
チャコリは注ぐときに高い位置から注ぎ落とすことが特徴です。
日本では飲める機会がなかなかないワインなので、サンセバスチャンのバルに訪れた際はぜひとも味わってほしいです。
バルレポート
最後に、旧市街を中心としたおすすめのバルをご紹介します。
Ganbara
1984年創業のバル。ミシュラン2星レストランアルサックのシェフ、ホアン・マリ・アルサック推薦のお店です。
串刺しオリーブ、新鮮な魚介ピンチョスからミニクロワッサンと幅広い料理が並びます。
夜間はとても混雑するため、お昼頃の訪問をおすすめします。
A Fuego Negro
サン・セバスティアン教会近くにあるバルです。
このバルの料理の多くがピンチョスコンクールの大賞に選ばれています。
その代表的なメニューに神戸牛を使用したミニチュアサイズのハンバーガー、神戸バーガー(Makcobe with Txips)があります。
他にもトマトなど野菜を使ったさっぱりとしたメニューがあります。
店内もモダンな雰囲気なので、ちょっと変わったバルに行きたいという場合におすすめです。
Munto
店内に入ってまず、目にするのは大量の料理が陳列されたカウンターです。
プチサンドイッチからミニクロワッサン、ピンチョスは魚介系から肉系と幅広く、どれを食べようか迷ってしまいます。
とにかく、お腹いっぱいがっつり食べたいときにおすすめのバルです。
Casa Vergara
1948年創業の老舗バルです。
料理は伝統的なピンチョスから現代的なミニハンバーガーまで色とりどりです。
店内はレトロな空間で、まさに老舗といった雰囲気です。
店内奥にはテーブル席があるため、ゆっくり食事を楽しみたいときにおすすめのバルです。
Bar Sport
料理の味、種類、値段のバランスがとても良いバルです。
どのピンチョスも新鮮な具材を使用してボリューム満点です。
スタッフはとても気さくで、対応が丁寧です。
まだ、バル慣れしていない方にはおすすめのバルです。
Araba Etxea
清潔感のある店内とチーズを用いるピンチョスが豊富にあることが特徴のバルです。
チーズやお肉が使われたピンチョスが多いため、きっとお酒がすすむでしょう。
ぜひとも、チャコリ片手に食事を楽しんでみてください。
スタッフさんはさわやかで、気軽に話しかけることができます。
Aralar Aralar. Tapeo
海賊のアニメに出てきそうな活気溢れるバルです。
夜間の混雑時には、スタッフの酒瓶投げ(お酒のビンを投げて別のスタッフに渡す)などテクニカルなオペレーションを見ることができます。
カウンターに並べられているピンチョスは、ホット、コールドともに種類が豊富です。
特にうなぎの稚魚ピンチョスは絶品です。
Bar Tamboril
1854年創業の家族経営の老舗バルです。
老舗と言ってもピンチョス1つ2€と良心的な価格。
タコやカニなどの海鮮類ピンチョスからピーマンやきのこなどの野菜を使ったピンチョスまで豊富なメニューです。
特にカニソース?のピンチョスは絶品。
夜間はとても混雑するので、カウンターが空いたら積極的に席取りしましょう。
MendaurBerria
店内はモダンな雰囲気で、カウンターには豊富なお酒とピンチョスが並びます。
伝統的なピンチョスはもちろんのこと、モダンなアレンジを加えたピンチョスまで幅広いです。
お酒と料理のレパートリーが広いため、友人とゆっくりくつろぐにはおすすめのバルです。
LETE
開店したばかりなのか、真新しさを感じさせる店内です。
カウンター席では、ピンチョスが目の前にこれでもかというほど盛られているため、どれを食べるかとても迷うことでしょう。
ピンチョスは、厚切りのパンに2種類以上盛られた具材とボリュームは満天!
なので、一度に多く取り過ぎると食べきれないです。
欲張ると失敗するパターンのお店です。
Bardulia Donostia
まず店内に入って耳にするのは、「コンニチハ」の一言。
日本語を話すスタッフがいる珍しいバルです。
おすすめのメニューを丁寧に教えてくれるなどサービス旺盛です。
料理は伝統的なピンチョスから特盛り具材が乗ったピンチョス、そして、揚げ物と幅広いメニューを扱っています。
中でもイカスミ?のクリームコロッケは絶品でした。
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