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ここ数年、玄米は僕の生活になくてはならないものになっています。
最近はアウトドアにはまりだし、外でも手軽に美味しく玄米を炊飯できる方法はないかといろいろと模索していました。
そこで見つけたのがシェラカップです。
シェラカップとは、アメリカ最古の環境保護団体である「シェラクラブ」が、会員用に配ったものが始まりとされる小さなカップです。
沸かす・焼く・煮るが可能でアウトドア愛好家の間では万能調理器具として愛されています。
そんな、万能調理器具であるシェラカップで玄米を美味しく炊く方法を今回ご紹介します。
用意する道具
玄米0.5合
シェラカップで炊飯できる丁度良い量の0.5合用意します。
玄米は、農薬不要、もしくは減農薬のものがよいでしょう。
お塩
玄米を炊くときに塩をいれるとアク抜きと皮を柔らかく作用があるため、ご飯がふっくらやわらかく炊きあがりやすくなります。
お塩は、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルがよく含まれる栄養満点な天日塩がおすすめです。
岩塩 食用 クリスタル岩塩 パウダー 250g クリスタルソルト
お水
日本の水道水に用いられている塩素はご飯をおいしく炊くことを妨げてしまう可能性がありため、水は浄水したきれいなお水やミネラルウォーター(軟水がおすすめ)を使用しましょう。
シェラカップ
シェラカップは、軽くて丈夫なチタン製などさまざまなものが販売されていますが、炊飯のときは、熱伝導率がよいアルミ製のものをおすすめします。
エバニュー(EVERNEW) シェラカップFD EBY154 “EBY154”
シングルバーナー
炊飯には20〜30分程かかります。そのため、アウトドアで炊飯する場合は、余分に燃料を用意しておきましょう。
250ccのガス缶であれば、一回の炊飯はを余裕で行えます。
蓋になるもの
炊飯時にシェラカップの蓋になるものを用意しましょう。
これは、クッカーの蓋の部分など代用できればなんでもいいです。
スノーピーク(snow peak) トレック900 SCS-008
重しになるもの
炊飯時に蒸気で蓋が動いてしまうため、蓋に重しをおきます。
これは、やかんでもそこら辺に落ちている石でも何でもいいです。
玄米を美味しく炊飯する方法
シェラカップで玄米を炊飯する手順は以下です。
- お米を洗う
- お米の浸け置き
- 塩を入れる
- 炊飯
- びっくり水(これポイント)
- 蒸らし
① お米を洗う
シェラカップに玄米を入れ、水を注ぎます。
指でもみ洗いするように軽く洗い流します。これを3回繰り返します。
② お米の浸け置き
玄米を少しでも柔らかく炊けるようにするため、水に浸け置きします。
浸け置き時間については諸説ありますが、アウトドアでシェラカップを用いて炊飯することが前提であれば、2〜3時間で十分です。
③ 塩を入れる
炊飯の前に塩を2〜3つまみ入れ、指でかき回します。
塩は天日塩などミネラルが含まれた自然塩がおすすめです。
④ 炊飯
シェラカップにクッカーの蓋と重しになるものをのせ、火をかけます。中火でいっきに水を沸騰させます。
10程すると水が沸騰し、蒸気がでてきます。
水が吹きこぼれない程度の火加減にします。
しばらく待つと、シェラカップの中でパチパチッと音が発生し、香ばしいかおりが出てきたら、いったん弱火にして重しと蓋を開けます。
⑤ びっくり水
炊きあがったご飯に冷水を入れます。水の量の目安は、1.2〜1.5倍ほどです。
冷水を加えることにより、玄米の外皮をはじけさせ、お米の吸水率を上げます。その結果、玄米がふっくら柔らかく炊きあげるようになります。
あっつあつのお米に急に冷水を加えることからびっくり水と呼ばれています。
冷水を加えたら更に中火で炊きあげます。
一度目と同じくシェラカップの中からパチパチッと音がし、香ばしいかおりがしてきたら日を止めます。
⑥ 蒸らし
炊きあがったら、蓋をしたまま10分程蒸します。
10分たったら蓋をあけて、全体によくかき混ぜます。
これで完成です。
まとめ
シェラカップは、炊飯もできてしまう本当に便利で万能なカップですね。
正直、玄米は外皮があるため、そんなに美味しく炊けないんじゃないかと思いました。
ところが、びっくり水のおかげか、アウトドアにしてはふっくらおいしく玄米が炊きあがりました。
山や川など自然を満喫しながら美味しい玄米ご飯を食べたいという方はぜひ、お試しください。
ご観覧ありがとうございました!
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