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はじめに
KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)にて今年二冊目となる電子書籍を出版しました。
一冊目は、画像素材を中心にした写真集で、画像加工やデータサイズの調整など出版するまでに結構手間がかかりました。
しかし、今回出版した書籍は、文章を主体とした書籍です。ライブドアブログのEPUB書き出し機能を利用することにより、非常に簡単にKDPに出版することができました。
そこで今回は、ライブドアブログを利用してKindle出版する方法をご紹介します。
ライブドアブログの開設
“ブログをはじめる”をクリックし、手順に従ってブログ開設を行います。
http://blog.livedoor.com/
開設完了後、ライブドアブログにログインし、ページ下部の”新しいブログを作る”から電子書籍用の新規ブログを開設します。
必要項目を記入して”ブログを作成する”をクリックしたら
電子書籍用のブログ開設は完了です。
記事作成
次は、電子書籍にするための記事を作成します。
記事は、電子書籍の目次の大見出し(章)ごとに分けます。
一つの記事に書籍の内容をすべて詰め込まないようにしましょう。電子書籍後、目次が作られません。
最終的に以下のように目次が振り分けられます。
記事の書き方
次は記事の書き方について紹介します。記事のタイトルは書籍の大見出し<h1>となり、書籍の目次に反映されます。
中見出し、小見出しなど複数の見出しを使用して目次が構成されている場合は、必ず”HTMLタグ編集”機能にして<h2>、<h3>タグを加えましょう。
Wordなどで下書きしている場合は、下書き段階で見出しタグを付け加えてしまうのが良いでしょう。
また、Wordなどで下書きした文章をブログに貼り付ける場合は、”HTMLタグ編集”機能にして貼り付けましょう。そのまま貼り付けると余分なタグが混入し、レイアウトが崩れる恐れがあります。
この場合、改行タグを含め、すべてのタグが削除されます。そのため、少し手間となりますが、改行、リンクタグなど貼り直しすることになります。
公開設定を下書きにして下書き保存します。
上記の作業を目次の見出し(章)分行います。
ePub書き出し
記事が完成したら電子書籍に変換します。
ブログの設定からEPUB書き出しをクリックします。
タイトル、著者など必要項目を記入します。
表紙画像の設定は、Kindle出版の際に設定するのでここでは、未設定にします。
期間は”すべての期間”、書き出す記事の状態は、”下書記事”、オプションは、目次ページを作成するにチェック、本文に画像を使用している場合は、”画像を掲載する”にチェックを入れます。
すべての項目に記入したら内容を確認するをクリックし、ファイルを書き出します。
これで電子書籍のEPUBファイルが完成しました。
完成したEPUBファイルを開き、目次がきちんと反映されているかどうか確認してみましょう。
MacならiBook、Win PCならReadiumなどで開くことができます。
http://on-deck.jp/howto/pc
ePubからmobiに変換
EPUBファイルができたら、Kindkeに出版するためのフォーマット、mobiファイルに変換します。
mobiファイルへの変換は、Kindle プレビューアー を使用します。以下からダウンロードしてインストールしましょう。
https://kdp.amazon.co.jp/help?topicId=A3IWA2TQYMZ5J6
インストールが完了したら、Kindle プレビューアー を開き、”本を開いてプレビューする”からEPUBファイルをします。
すると、自動でmobiファイルへの変換されます、。
“出力されたファイルはここに生成されました”をクリックして、mobiファイルが生成されていたら完了です。
Kindleに出版
Kindleに出版するための電子書籍データは揃いました。
後は、KDPにアクセスして出版手続き行います。
出版手続きに関しては以下の記事を参考ください。
Amazon Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)アカウント登録3つの手順
http://sozoen.com/yuichiro/amazon-kdp-account
Kindleで自分の作品を出版してみよう 〜KDPに出版編〜
http://sozoen.com/yuichiro/kdp出版
ご観覧ありがとうございました!
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