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幻のコットン海島綿の靴下が素晴らしい

   

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最近、服の断捨離に力を入れており、着心地がよく、長持ちする服だけを少数所有することにしています。

これまで、Tシャツ、デニム、シャツ、下着と自分の理想にあった服を見つけることができました。

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ところが、靴下については、すぐ穴が空いてしまうなど耐久性と履き心地がよいのがなかなか見つかりませんでした。

そんな中、やっと見つけたのが海島綿で作られた靴下です。

海島綿とは

海島綿とは、シーアイランドコットンと呼ばれ、カリブ海のごく一部の地域で生産される綿です。

厳しい環境条件で生産されるため、年間の生産量は世界の綿全体の10万分の1以下という稀少なものとなっています。

また海島綿は、16世紀、コロンブスによって発見された島々の特産品として英国王エリザベス1世に献上されて以来、海島綿でつくられた製品は英国貴族の間でステイタスシンボルとされました。

カシミアのような肌触り、絹のような光沢。どんな綿よりも吸湿性にとみ、パラシュートの素材として用いられたほど強靭な綿。

あまりにも素晴らしい肌触りと稀少性、耐久性ゆえに、英国貴族たちの間では 幻のコットンといわれているそうです。

海島綿製品を入手するときの注意

海島綿は非常に稀少なため、偽物が出回っています。

海島綿の製品化は全て 「協同組合西印度諸島海島綿協会」の承認が必要です。そのため、海島綿の製品を入手するときは海島綿協会ホームページの協会会員リストからショップ・ブランドを確認してから入手しましょう。

海島綿協会会員リスト
http://www.kaitoumen.co.jp/cont-jp-06-02.html

海島綿靴下ならGLEN CLYDE

東京下町・谷根千にある靴下専門店GLEN CLYDEは、海島綿協会に承認されている数少ないブランドです。

GLEN CLYDE
http://factelier.com/products/men/others/socks/

GLEN CLYDEの靴下は海島綿を使用し、熟練の職人が一足一足丁寧に作り上げていきます。

裏糸にこだわる

海島綿3

欧米の靴下のカマは5インチのためすぐに緩みます。
そのため、日本人にフィットするように3.5-4インチのカマで作られています。

また、表糸と裏糸の太さ(番手)にまでこだわり、ジャストサイズで長く着用してもストレスを感じさせません。

海島綿の特性を最大限に生かす

海島綿2

海島綿のカシミアのような肌触り、絹のような光沢感、パラシュートの素材に使われていたほどの耐久力など、海島綿の特性を最大限に生かしています。

熟練したハンドリンキング技術

海島綿1

つま先の部分は、フィット感が高め、常にジャストサイズな履き心地を実現させるため、ハンドリンキング技術で仕上げています。

現在、ハンドリンキング技術を持った職人は少なく、専用ミシンを探すのも一苦労だそうです。そのため、一日にできても300足と大量生産は難しいようです。

履き心地

海島綿4

海島綿の靴下をはいてまず驚かされたのが、履き心地の素晴らしさです。

サラッとした肌触りで、はいているというか包まれているという感覚です。こんな履き心地の靴下にはじめて出会いました。

また、吸湿性にも優れているためか、長期間はいていても快適な肌触りが続きます。

GLEN CLYDEの靴下は、カジュアルデザインなのでビジネスだけでなく、幅広くはきこなせそうです。

最後に

海島綿は非常に稀少なため、製品としての価格もそこそこします。

しかし海島綿で作られた製品は、肌触り、吸湿性、耐久性すべて非常に優れています。

なので、衣類をあまり持ちたくない。良いものを永く身につけたいといった方には海島綿を使用した製品は非常におすすめです。

特に靴下は、吸湿性、耐久性を最も必要とする衣類なので、海島綿を体験したいという方は、靴下から入手してみるといいかもしれません。

ご観覧ありがとうございました!

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