Windowsのベンチマーク測定に便利なツール4選
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今自分が使っているWindows PCの性能ってどのくらいなのだろう。と気になるときありますよね。
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そんなときに活躍するのが、ベンチマーク測定ツールです。このツールは主に、CPU性能、グラフィック性能、ディスク転送速度等を測定し、スコア化され、Windows PCの性能を客観的に見ることができます。
そんな、Windows PCの性能を客観視できる高性能なベンチマーク測定ツールを今回ご紹介します。
Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)
このツールはWindowsに標準搭載されているシステム評価ツールでWindows PCのシステム性能のチェックを行い、その結果を報告します。
評価されるのは、プロセッサ、メモリ、グラフィック、ゲーム用グラフィックス性能、ディスクの性能の5項目でそれぞれ以下のスコアに換算されます。
- 1.0から5.9まで(Windows Vista)
- 1.0から7.9まで(Windows 7)
- 1.0から9.9まで(Windows 8以降)
使い方
左下のWindowsアイコンを右クリックし、コマンドプロンプト(管理者)(A)を選択します。
コマンドプロンプト内に以下のコマンドを実行します。
winsat.exe formal
実行が完了したら、
C:\Windows\Performance\WinSAT\DataStoreにアクセスし、[日付].Formal.Assesment(Initial).WinSAT.xmlを開きます。
内がPCのスコアです。
スコアの指標は、スコア2では、ワードプロセシングやウェブブラウジングなどの用途に十分で、スコア4以上になるとグラフィックスを多用するソフトウェアを使用するのに最適なようです。
CINEBENCH
CINEBENCHは、最新のプロセッサ(CPU)とグラフィックカードを実務レベルでのパフォーマンスを精密に評価することができるツールです。
使い方
以下のサイトからCINEBENCHをダウンロードします。
CINEBENCH
https://www.maxon.net/en/products/cinebench/
ダウンロードしたフォルダからCINEBENCHを起動します。
OpenGL(グラフィックカード)かCPU(プロセッサ)の測定したい項目のRunをクリックし、測定を開始します。
数分後、測定は完了し、左下にスコアと他の機器との比較グラフが表示されます。
[CPU]
[OpenGL]
ドラゴンクエストX
スクウェア・エニックスが提供しているドラクエのベンチマークソフトです。Windows PCのグラフィック性能を計測することができます。
使い方
以下のサイトからドラゴンクエストXをダウンロードし、インストールします。
ドラゴンクエストX
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/723245.html
ドラゴンクエストXを起動し、グラフィック設定、解像度、表示位設定を設定し、スタートをクリックします。
すると、ドラクエのアニメーションが始まります。
アニメの時間は5分ほど。測定完了後、ドラクエのキャラとともに測定結果がでます。
- すごく快適 はぐれメタル 10000以上
- とても快適 キラーマシン 7000以上
- 快適 スライムナイト 5000以上
- 普通 スライム 3000以上
- やや重い ゴーレム 2000以上
- 重い ばくだん岩 1000以上
- 動作困難 くさった死体 999以下
CrystalDiskMark
CrystalDiskMarkを利用するとWindows PC内のディスク(HDD, SSD, USBメモリ等)の速度を測定することができます。
使い方
以下からCrystalDiskMarkをダウンロードします。(通常版で良いです)
CrystalDiskMark
http://crystalmark.info/software/CrystalDiskMark/
CrystalDiskMarkを起動し、測定回数、測定にデータのサイズ、測定するドライブ(Cドライブ)を設定し、【ALL】ボタンをクリックします。
すると、計測が開始され、数分で計測が完了します。
結果は、以下の4項目それぞれの1秒間の読み込み・書き込み速度を顕表します。
- Seq シーケンシャルアクセス:連続している領域への読み書き
- 512k ランダムアクセス(512KB単位):データを512KB単位に分割し、分散している領域への読み書き。実際のPC操作では、上のシーケンシャルアクセスよりもランダムアクセスの方が割合が多く、通常のファイル転送速度に近い
- 4k ランダムアクセス(4KB単位):データを4KB単位に分割し、分散している領域への読み書き。実際のPC操作では、4KB程度の小さい容量のランダムアクセスがかなり多いので、快適度に直結する
- 4kQD32 ランダムアクセスNCQによる性能向上(4KB単位):データを4KB単位に分割し、分散している領域への読み書きで、NCQ機能による効率化処理でどれだけ速くなったかを比較。現在のSSDでは、ほぼ全製品がNCQ機能を搭載している
引用元 : http://www.ssd.tank.jp/19.html
まとめ
Windowsのベンチマーク測定に便利なツールを4つ紹介しました。
紹介したツールはどれも精度が高いので、PCの性能を計測するのにうってつけです。
ご自身のPCを客観視したい。そんなときにぜひご利用ください。
ご観覧ありがとうございました!
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