ミニマムライフを極めた著名人の小屋5選
2015/12/23
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はじめに
将来、山林を購入して小屋暮らしを始めようと本気で考えており、
現在、断捨離から太陽光発電までミニマムライフを実践中でございます。
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シンプル、ミニマムライフは最近の流行りのライフスタイルかと思いましたが、
ヘンリーソロー、鴨長明をはじめ、昔の著名人もこのようなライフスタイルを
実践していたということが恥ずかしいながらも最近知りました。
各人、かなりストイックな生活を送っていたようです、、、
色々と調べていくうちに、これらの著名人のライフスタイルを支えた小屋には
さまざまな哲学が隠されていたことを知り、
ますます小屋に対して興味を覚えていきました。
今回は5人の著名人のシンプル、ミニマムライフを支えた小屋を紹介していきたいと思います。
高村光太郎(詩人・彫刻家)
昭和20年、高村光太郎氏が岩手県花巻市大田に
村の人達と力を合わせて建設された小屋です。
小屋の設計は本人によるもので、「彫刻制作のため畳は用いず、ねるには藁蒲団を用いる」など
小屋の隅々までこだわっていた様です。
小屋の大きさは 5.4m × 4.5mの7.5坪と
現在では、コンクリートの覆屋で囲まれており当時の外観を把握することは難しいようです。
写真出典
http://www.hanamaki-takamura-kotaro.jp
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー (作家)
ウォールデン池畔の森の中に小屋を自ら建設し、
2年2ヶ月間の自給自足生活を送った作家です。
その記録をまとめた『ウォールデン-森の生活』は有名です。
ソローは、「Lifestyle of Health and Sustainability」を提唱し
人間は自由に生きる為にはできるだけ簡素に暮らし、生活を小さくする必要があると考え
現在のシンプル、ミニマムライフの元祖と言っても過言ではないようです。
写真出典
http://d.hatena.ne.jp/petit-cul/20101105
http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/435003/
鴨長明 (作家)
鴨長明が自ら設計し晩年の住まいとして利用した方丈小屋で
この頃も各地を転々としていたため、容易に組立てが可能で、解体すると車二輌で運搬できる
どこでも好きな場所に移動できる最小限の住まいを理想として作られた小屋です。
大きさは方丈庵ともいうべき 1丈×1丈 (3.03m × 3.03m)で
5m四方の平坦な土地があれば簡単に建設できる小屋のようです。
現在も下鴨神社摂社、 河合神社内でみることができます。
写真出典
http://seikatsukan888.blog112.fc2.com/blog-entry-49.html
http://blog.livedoor.jp/torajiro0421/archives/52248266.html
永井隆 (医学博士)
如己堂とよばれ、病に倒れた永井氏のために教会の神父やカトリック大工組合の人達が建て
永井氏と2人の子どもと共に暮らした小屋です。
2畳ひとまの小屋で、香台には黒い十字架をかけ、その下に白いマリアの像をたて
本棚には、草稿と、出来上がった本と、これから書く原稿紙が並べてあったそうです。
蔵書は新約聖書と公教要理と当用漢字表の三冊だけで
「これだけあれば何でも書ける、これがなかったら何も掛けない」との氏の言葉が印象的です。
写真出典
http://blogs.yahoo.co.jp/haru_moonnight/29460679.html
ル・コルビュジエ(建築家)
世界的な建築家として知られるル・コルビジェが自分と愛妻のために建築した小屋です。
この小屋は1951年にフランスのカップマルタンに建築された休暇小屋で、コルビジェが人生の最後を迎えた小屋です。
小屋の大きさは、3.66m四方(約8畳)の 最小限住宅となっており、人が生活をする上で何が必要なのかを考えさせられる作りとなっています。
写真出典
http://data.blog.so-net.ne.jp/2010-12-11
http://www.taisei.co.jp/galerie/archive/collect_4.html
最後に
今回5人の著名人の小屋を紹介させて頂きました。
各人それぞれの思想、哲学が反映された個性的な小屋で
小屋の外装、内装だけではなく目に見えない部分が
小屋作りにとって大切だということがわかりました。
見かけではなく 自分には何が大切で、
どういったライフスタイルを送りたいかを徹底的に考えることが小屋作りだけでなく
ミニマムライフを送るための秘訣であると感じました。
現在僕もソローとコルビジェを2で割った感じの小屋の設計に挑戦中で
まずは今住んでいる6畳の部屋をモデルルームとして徐々に構成しております。
完成するのがいつになるかわかりませんが、、(笑)
10年後を目安に実現できたらなと思っています!
ご観覧ありがとうございました!
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