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菜食主義の疑問と問題点まとめ

      2015/09/12

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はじめに

菜食主義という概念は、僕が実践している少食のきっかけを与え、私生活改善に貢献てくれました。しかし、食に関する歴史や情報を調べていくうちに菜食主義の問題点を知ることになり、菜食に対して疑問を抱くようになりました。そのため、現在は、菜食にこだわらず、”まごにやしい“をベースにした食事に切り替えるようになりました。

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本記事は、僕が菜食に関して調査し、興味深いソースから問題点をまとめています。これから菜食をはじめようと思ってる方、菜食主義に疑問を持っている方に少しでも参考になればと思います。

尚、本記事は菜食を否定しているわけではありません。実際に菜食を通して充実した生活を送っている方が多数います。しかし、世に出回る菜食に関する多くの情報は美化されており、菜食主義の歴史や問題点などに焦点を当てた情報は少ないのが現状です。
菜食をよりよく私生活に取り入れていくためにも美化されら情報だけでなく、裏の情報も紹介すべきではないかとの思いから本記事を執筆しました。

 

玄米菜食は宗教?

菜食主義_2

日本の食文化の歴史を調べてみると日本人が歴史上、玄米菜食の食生活を実践していた事実は存在しません。
玄米菜食を最初に考案したのは石塚左玄という方で、玄米菜食を「脚気」の治療食として考案したのがはじまりです。
そこから健康法として持ち上げたのが、マクロビオティックの創始者である桜沢如一氏や、東城百合子です。
彼らは、陰陽理論と玄米菜食を結びつけたりと玄米菜食を正当化していきました。そして無双原理(PU、Principi Unique)という宇宙原理を唱え、世界に広めるに至りました。
引用 : https://www.facebook.com/shukaku.nagao/posts/847320322012540?fref=nf

 

現在話題となっているマクロビオティックをはじめとした玄米菜食は、宗教的概念が大きく影響しているようです。玄米菜食の歴史について深く知りたい方は、石塚左玄氏と桜沢如一氏の伝記や著書を手にとってみることをおすすめします。

 

人類は狩猟・採取が主だった?

菜食主義_1

人間が農耕を始めたのは、今から1万2千年~8千年ほど前といわれており、人類は長い間、狩猟、採取を行って生活してきました。この頃の人類は、16万年前に火を使うことを覚えるまでは、動物性食品の摂取比率が高かったようです。

火を使って調理することを覚えてから、植物性食品の摂取量が増えてきましたが、むし歯が見られるようになり、健康状態は悪くなっていったと推察されています。日本で発見された縄文時代の人骨から、狩猟・採取で生活していた北海脳に住む縄文人にはむし歯は見られず、本州に住む農耕を行っていたと思われる縄文人にはむし歯が見られたという記録があるそうです。

また、原住民族とされるイヌイットやアボリジニーの人々は、どちらも狩猟・採取のみで生活をしており、一切の農耕や牧畜を行っていなかったようです。
それでいて彼らには癌も膠原病も難病もなく、遺伝病も皆無といっていいレベルであり、結核なども農耕時代より少なかったです。

引用 :
https://www.facebook.com/shukaku.nagao/posts/439747382769838

 

動物性食品の摂取量が多くても肥満や慢性疾患、ガンなど、全く存在せずに健康的に暮らしていた人類が存在していたようです。この頃の先住民は、菜食主義や肉食などという概念がありませんでした。純粋に自然に対する尊敬があり、そういった精神を大切にしていたことも健康的であった理由の一つなのではないかと思います。

写真出典 : https://goo.gl/BXmfhD

 

菜食がもたらす症状

菜食を中心にした食生活で健康的に暮らす人々は多く存在します。一方では、菜食により健康を害したという方も存在しています。玄米菜食の食生活では糖質中心になり、タンパク質や脂質が欠乏します。
そのため、糖質過多で栄養失調状態になってしまい、虫歯、血色不良、貧血、低血糖症などのもとになります。
また、栄養状態が低いのでうつ状態にもなりやすく、菜食を行うには精神的なコントロールも必要になります。菜食を興味本位ではじめるにはのリスクが高いとみれます。

 

結局は自分を知ること

現在、菜食と健康の関わりについて さまざまなところで討論されています。

これまでに僕が菜食主義について色々調べて感じたことは、世に出回っている情報に安易に流されず、まずは、自分の体質にあった食べ物は何か?を徹底的に調べ上げ、自分自身についてよく知ることが大切であるいうことです。
その上で体質改善たどり着いたのが結果として菜食であり、菜食は健康的になるための手段であったということが理想なのではないでしょうか。

また、菜食に限らず、糖質制限や肉食など多くの食養が存在しますが、結局これらも健康になるための手段の一つに過ぎません。
人の体は千差万別です。体を良くするのも悪くするのも最後は己を知るということにかかっているのではないでしょか。

ご観覧ありがとうございました!

 

 

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 - ライフスタイル, 健康