なぜ音楽製作にStudio Oneを選んだか?
2016/08/08
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そもそもStudio Oneとは?
Studio Oneは、Steinberg社のCubase Nuendoの開発に関わっていたソフトウェアエンジニア、
ヴォルフガング・クンドゥルスとマティアス・ユーヴァンにより共同制作された音楽制作アプリケーションです。
直感的に使える操作性と高音質であるという理由から世界中のミュージシャン プロデューサーに注目されているDAWソフトです。
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Studio Oneには有料版と無料版があります。
価格は全ての機能が使用可能で、64bitオーディオエンジン対応のStudio One Professionalは ¥39800(ダウンロード版)
無償版であるStudio One Free(デモ版ではありません!ただし32bitオーディオエンジン)は、レコーディング&編集機能はもちろんのこと8種類のオーディオに100以上のプリセットを搭載したバーチャル・インストゥルメントが付属しています。
なぜ音楽製作にStudio Oneを選んだか?
今までレコーディング&ミックスにはスタジオ標準のProtools、
アレンジにはCubase、Logicを使用してきました。
最近ではStudio Oneの利便性と操作性から音楽制作環境を完全にStudio Oneに統一してしまいました。
なぜ、こんなにもStudio Oneに魅了されるのでしょうか?
✔ 軽い 動きがサクサク
とにかく動きがサクサクで軽いです。
インストーラーサイズも50MBと100MBを切っており
インストールの時間も数秒で終了。
アイコンをクリックしてから新規セッション作成画面まで10秒かかりません。
(立ち上げ時にVSTなどのpluginファイル自体を読み込まないためかと思われる)
Cubase、Protoolsであれば、プラグインの読み込みなどで、立ち上げるまでにかなりの時間がかかってました。(ひどい時は立ち上がりに1分)
ちなみに使用しているプラグイン、ソフトシンセは、Cubaseを使っていたときのものとほとんど変わりません。
やはり立ち上がりの速度、レスポンスで制作のモチベーションって変わりますよね、、
✔ UIがシンプル 直感的に操作できる
StudioOneはこれからDAWに挑戦してみようとする人には非常におすすめのDAWソフトです。
DAWを導入したいという人の悩みの一つに難しそう、、という理由があるかもしれません。
StudioOneのUIは直感的に操作ができるシンプルなUIとなっており
トラックの作成からプラグイン(エフェクト、ソフトシンセ)の立ち上げまで直感的に行えます。
<メイン画面>
<ミックス画面>
<MIDIエディター画面>
特にDAW初心者でつまずきやすいハードウェアの設定やオーディオの設定の画面では 無駄な項目が排除されており、導入から音楽制作までの時間を短縮することができます。
個人的に嬉しかったのが付属のEQプラグインProEQです。
帯域がグラフで化され可視化出来ます。
しかも軽い!
今まではWAVES社のRenaissance EQを使用していましたが、
ほとんど使わなくなりました。
軽くて帯域を可視化できるProEQのようなEQプラグインってなかなかないんですよね、、、
✔ 音質がいい!
音質が良いというのは人によって感じ方が違うため断言はできませんが、
StudioOneは想像以上に音質がクリアで粒立ちがとても良く、各楽器が綺麗に聞き取れます。
また64bitオーディオエンジン対応で384db(32bitの場合は192db)と幅広いダイナミックレンジを実現していますのでJAZZやクラシックなど空間の鳴りを重要視する録音には最適かもしれません。
✔ 互換性が優れている
Studio Oneは、Protoolsのように限定されたオーディオインターフェイスしか使用できないといったハードウェアによる未対応の心配はありません。
StudioOneは CoreAudio Dirctsound Asioと幅広い互換性でほとんどのオーディオインターフェイスに対応しています。
現在、僕はZoomのH4ハンディレコーダーをオーディオインターフェイスとして愛用していますが、全く問題なく使用できています。
また、MacではVST,AU(AudioUnits)対応と幅広く使用できます。
✔ Studio ONEでレコーディング&ミックスした音源
[soundcloud url=”https://soundcloud.com/yuchang5150/8kpqv0uc59dg” comments=”no” auto_play=”no” color=”#ff7700″ width=”100%” height=”81px”]
マイクはZoom H4のコンデンサーマイク、
ピアノは Toontrack社のピアノ音源を使用しております。
ピアノとボーカルだけなので
何種類かのリバーブを試して空間調節しております。
Studio One使用環境
MacBook Air 11-inch, Mid 2011
プロセッサ 1.6 GHz Intel Core i5
メモリ 4 GB 1333 MHz DDR3グラフィックス Intel HD Graphics 3000 384 MB
ソフトウェア OS X 10.9.2
DAWソフト Studio One 2
〜 最後に 〜
現在 ”小さなツールで大きなパフォーマンスを”というスローガンで
音楽制作に限らず数多くの創作に関わっております。
以前は、自宅での音楽制作にはヤマハ16chミキサーの各チャンネルからパラ出しして
Digidesghn社の002Rackにつなぎ、ハードウェアのエフェクト音源を使用していました。
またDAWに関してもレコーディング、ミックスではProtools、アレンジはCubaseと使い分けていたりと複雑な制作環境にいました。
最近では、レコーディング&ミックス、アレンジを
Mac book Air(音楽制作ソフトはStudioOne) Zoom H4 Korg nano keysの3点セットだけで行っており
定住しない音楽制作を目指しております。
その可能性を広げてくれたのがStudioOneであることは間違いないです。
いつかStudioOneのAppバージョン?をインストールしたiPadと
マルチチャンネル出入力に対応した
コンデンサーマイク付きの超小型オーディオインターフェイス兼ハンディレコーダーを持ち歩いて
音楽制作に取り組んでいる自分の姿を想像しニヤついてます(笑)
軽い、直感的、高音質、そんばStudioOneをこれからも応援します!
ご観覧ありがとうございました_(._.)_
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