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不食とは一体何なのか?

   

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はじめに

俳優の榎木孝明さんが30日間不食で過ごしたことで話題となりました。
不食実践後の健康診断では異常は見られず、健康体そのものだったようです。

さらに、疲れない、集中力アップといった体への変化があったそうです。

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僕は一日一食の実践を通して、人は少食でも生きていけることは実感していました。

しかし、少食どころか長期間何も食べないで生きている人がこの世に存在する
という事実を知ってから、不食について大変興味を持ち始めました。

今では不食に関する書籍を読むなど情報収集に励んでいます。

そこで今回は、実際に不食を実践している方たちの証言を交えながら
不食について考えてみたいと思います。

不食って何?何で食べないで生きていけるの?
と興味を持った方に少しでも参考になればと思います。

 

不食を実践している方たち

本記事では不食を実践している以下の方たち証言、体験談を参考にしています。

秋山佳胤(あきやま・よしたね)氏

弁護士、医学博士、JPHMA認定ホメオパスとしての顔をもつ。
2008年から食物も水もまったく摂らない、完全な不食者となる。

 

森美智代(もり・みちよ)氏

鍼灸師、森鍼灸院院長。84年に難病の脊椎小脳変性症に患う。
以来、西式・甲田式療法に専念し、病気を克服する。

本格的な断食・生菜食療法を実施してから28年、
一日青汁一杯だけの生活になり18年を超える。

 

山田鷹夫(やまだ・たかお)氏

不食という概念の生みの親。
2014年4月から無人島で約100日間にわたる「無為無食」の実験を行うなど不食の実践者でもある。

 

不食とは

そもそも不食とは一体なんでしょうか?
この項では、不食についての基本的な情報をまとめています。
僕がはじめに疑問に思ったことは不食と断食の違いについてです。

不食と断食の違いについて

山田鷹夫氏は、不食と断食の違いについて以下のように述べています。

断食は修行的・苦行的であるのに対して不食は自らすすんで実践し、
空腹感や不食による体の変化を楽しむ趣味的な行為である。

このように断食と不食は、正反対の立場にあるようです。

僕は先月、2日間何も食べない日がありました。
このことについて記した記事のタイトルを断食と表現していましたが、
全く苦行ではなかったので不食と表現するのが正しかったのかもしれません。

 

プラーナの存在

不食とは、厳密には何も食べないことではない。と秋山佳胤氏は述べます。

不食者は物質的な食べ物の代わりに、プラーナという目に見えないエネルギーを食べているそうです。

プラーナとは、大気中だけではなく宇宙のいたるところに存在するフリーエネルギーで、宇宙に存在するものは、すべてこのフリーエネルギーで生きているそうです。

現在、宇宙で目に見える物質はたった5%と言われています。
残りの95%はダークエネルギーと呼ばれる目に見えない正体不明のエネルギーと言われています。

プラーナもこのようなエネルギーの一種なのでしょうか?
僕のような凡人には全く想像がつきません。

 

不食の効果

不食は栄養失調により体調を悪くするといった意見が多く見られますが、
必ずしもそうではないようです。

不食の実践者である秋山氏、森氏、山田氏の証言によると、
不食は体調を悪くするどころか体調を改善させ、身体のパフォーマンスを上げる働きがあるようです。

実際、不食にはどのような効果があるのか、
3人の証言で共通している効果をリストアップしました。

  1. 疲れない
  2. 集中力の向上
  3. 頭が冴える
  4. 老化防止
  5. 睡眠時間の短縮
  6. 悩みがなくなる

以上、不食実践者の3人が共通して実感した効果です。

上記の不食による効果から僕が実践している少食習慣による効果と
同様の効果があることに気がつきました。

特に疲れない、集中力が上がる、頭が冴える効果は少食習慣により実感しています。

以前、少食に関する記事にも記した通り、
食べ物の消化にはフルマラソン一回分と同等のエネルギーが必要とされるそうです。

おそらく不食は、食べ物 の消化に使うエネルギーを体力の回復や細胞の再生にまわすことにより、
睡眠時間の短縮や老化防止など超人的な効果を実現できるのではないかと思います。

 

不食になる方法

最後に不食になるための方法を紹介します。

山田氏と森氏は、不食を目指す一番の近道は少食になることであるといいます。

特に山田氏は、不食ができるかどうかは実は不食そのものに関係はなく、
すべては一日一食ができるかどうかにかかっていると少食の重要性について語っています。

また、いきなり不食をはじめると”食べなければ餓死する”という潜在意識がまだ残っているため、
不食を行うことが単なる苦行となり精神的ストレスをかかえて危険であるとも述べています。

そのため、まずは一日一食で”食べなければ餓死する”
という潜在意識を徐々に消していくことが重要であるそうです。

 

不食になるためのプロセス

1.間食をなくす

間食や夜食をやめることができなければ、少食にする意味がなくなります。
まずは、間食・夜食をやめましょう。

2.朝食を抜く

朝食を抜いて一日2食にします。
朝食を抜いた生活に変えるだけでも体調が良くなります。

3.一日一食にする

朝食、昼食を抜き一日一食にします。
現在の僕の食習慣です。

一日一食に関しての詳細情報は以下の記事を参考ください

一日一食は危険なの?1ヶ月試みてみた結果。
http://sozoen.com/yuichiro/一日一食

4.不食にする

一日一食から更に進むと不食の領域に達します。

一日一食から不食になるまでに数年を要するようです。

秋山氏は2年、森氏(一日青汁一杯だけの生活になるまで)は、10年、
山田氏は、3年と徐々に不食へと移行していったようです。

 

まとめ

  • 断食は修行的・苦行的で不食は快楽的・趣味的な行為
  • 不食は楽しんで行うこと
  • 不食とは、厳密には何も食べないことではなく、プラーナというエネルギーを食す
  • いきなり不食をはじめない。少食からはじめる
  • 不食は一日一食ができるかにかかっている
  • 一日一食から不食になるまで数年を要する

 

参考文献

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 - ライフスタイル