グッとくる料理写真を撮るための3つのポイント
2016/08/08
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料理の写真を誰でも簡単に美味しそうに撮るコツを伝授します。
個人経営の飲食店での
ブログ、SNSでの写真投稿などにご参考下さい
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ここで紹介する、3つのポイント” 撮影準備、構図、光について ”
このポイントだけ抑えれば誰でも素晴らしい料理の写真が撮れます。
スマートフォンでの撮影にもこのノウハウは対応しております。
是非ともお試し下さいませ。
尚、ここでは 一眼レフカメラを基に撮影しております。
細かな設定、操作法は記していません。
(使用機材、Canon Eos5D MKⅡ、EF24mm – 105mm)
ここで紹介している写真作品では
照明器具を一切使わず自然光のみで撮影しております。
Point 1 撮影準備
✔ 被写体と撮影台(テーブル)の色はできるだけ被らないようにする
例えばパンを被写体とする場合
出来る限り茶色、黄色のテーブルを使わない様にしています。
どうしても被る場合は
白いお皿や明るめの紙、柄物の布などを挟むようにします。
Point 2 構図
✔ 構図は図形でイメージする
料理の写真に限らずですが
構図を測る時に図形をイメージすると良いです。
料理の撮影時に使う構図は主に
”三角構図 パターン構図 日の丸アップ構図”の3種類です。
<Ⅰ : 三角構図>
パンやお菓子などの被写体に効果的です。
三角構図ではまずメインの被写体を手前にして
他の被写体と結んで三角形ができるようにイメージします。
ポイントはイメージした三角形をちょい斜めにすることで
メインの被写体を引き立たせる効果を与えます。
ピントは一番手前のメイン被写体に合わせましょう。
三角は少し斜めをイメージする
ちなみに三角構図を用いるときは、
縦撮りしたほうが綺麗な構図にはまる確率が高いので
まずは縦撮りしてみるのがおすすめです。
<Ⅱ パターン構図>
パターン構図とはフレームに収まる被写体をパターン的に捉えて構成します。
単体の被写体ではなく
同じ被写体が数多く集まっているとき(被写体群?)に有効です。
パターンをイメージするのに少し慣れが必要ですが
慣れればすぐできるようになります。
コツは単体の被写体で捉えずに被写体を集合体としてイメージすることです。
また、パターンは人によって見え方が違うため
ここでは僕が構図を構成する時どのようにパターンでイメージ化しているか
いくつか紹介します。
<Ⅲ : 日の丸アップ構図>
丼ぶりものや一品料理に効果的です。
見せたい被写体を真ん中にもってきて
おもいっきりアップしてしまいましょう!
また、盛り付けの中にも三角構図やパターン構図をイメージして応用しましょう。
〜 丸の中で三角構図を適用した例 〜
盛り付けに三角構図を応用。
(これはiPhoneで撮りました)
〜 丸の中でパターン構図を適用した例 〜
五角形に盛りつけされたパターンを利用
Point 3 光源
✔ 料理は半逆光がおすすめ
構図がイメージできたら次は光の選び方です。
光は主に順光、側光、逆光の3種で
光の位置の選択だけで被写体のイメージがガラリと変わります。
料理に関しては逆光と側光の中間にあたる半逆光が一番映えます。
今までの料理の撮影ではほとんど半逆光です。
✔ カメラの露出設定について
カメラの露出設定は、+1.5 〜 +2.0くらいの明るめで
いわゆるハイキー露出を良く使います。
露出値の設定方は 各カメラによってことなるので
お手持ちのカメラの説明書をお読み下さい。
また、カメラ側ではなくPhotoshopなどのレタッチソフトで
露出(明るさ)の後処理もできます。
最近では、スマートフォンのアプリで優秀なアプリが出てきていますので
カメラとレタッチソフト(アプリ)をうまく使い分けて
よりハイクオリティな作品に仕上げることも可能です。
以上、グッとくる料理写真を撮るための3つのポイントでした_(._.)_
〜 まとめ 〜
3つのポイント
1.撮影準備
- 被写体と土台(テーブル)の色は被らないようにする
- 同色の場合は異なった色のお皿や布を被写体との間にかます
2.構図
- 構図は図形でイメージしてみる
- 主に三角構図、パターン構図、日の丸アップ構図
3.光について
- 半逆光の光をつかむ
- 露出は明るめに
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