Sony RX100m3を1週間使ってみた件
2016/08/08
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はじめに
現在、仕事や私事など大半の写真、映像撮影をCanonのEos 5Dmk2をメインに撮影しています。
使う目的はサイト、ブログ記事の投稿用の写真素材撮影、結婚式用動画、PV動画撮影が主な目的です。
今まで全ての撮影を5Dmk2で行ってきましたが、
もう少し肩の力が抜けるカメラが欲しいという願いから高い機能性とコンパクトさを持ち合わせたカメラ、SonyのRX100m3を選びました。
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RX100m3の特徴と選んだ理由
1 高画質
センサーは1.0型(13.2mm x 8.8mm) Exmor R CMOSセンサーを使用しており
有効画素数が約2010万画素。
レンズは24-70mm F1.8-2.8のZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ、24mmの大口径レンズを使用し、APSCの一眼レフカメラにも負けず劣らない画質を誇ります。
2 コンパクト
重さが290gと軽量で、このコンパクトさながらEVファインダーとフラッシュまで付属しています。
高画質なコンパクトデジカメというだけではなく”写真を楽しむ”という体験をも与えてくれるカメラです。
3 動画撮影モード
RX100m3は、フルHD 60pf 50M(XAVC)までの動画撮影に対応し、コンデジとは思えない動画スペックを誇ります。
この動画スペックには衝撃を受けました。
フルHDで60pf、50Mのビットレートで動画撮影を行うには、64GB 転送速度50MB以上のSDXCのSDカードが必要です。
後にサンプルを公開しますが、60pfで撮影しスロー再生させた映像のなめらかさには驚きました。
また、背面のライブビュー液晶が可変式で自撮りも可能で
個人でハイクォリティーな映像が撮影できます。
4 USB充電ができる
いつも持ち歩いているモバイルバッテリーから充電が可能です。
交換用のバッテリーを持ち歩かなくても済むようになります。
5 専用アプリによる機能拡張ある
今まで特殊な技術だと思われていたタイムラプス、スタートレイルなどの撮影法が
この専用アプリにより誰でも実現可能となりました。
また、スマホと連携させるアプリもあり、
カメラからスマホの転送もストレスを感じずにできました!
以上の5点がRX100m3を選んだ主な理由です。
RX100m3を入手してから1週間、写真はもちろんのこと動画と基本的な機能を試してみました!
これからRX100m3を入手を考えている方に少しでも参考になればなと思っております。
写真について
実際、RX100m3でいくつか写真を撮ってみました!
結論からいうと画質はコンデジ以上でAPS-Cセンサー搭載の一眼レフカメラに匹敵するくらいの画質ではないかと思いました。
また、ボケも嫌らしい感じのボケではなく一眼で撮ったと言ってもわからないと思います(笑)
ただし、さすがにISO感度が6400あたりにくるとノイズが目立ってきますね、、
<Sony RX100m3写真サンプル>
いかがでしょうか?
白黒写真以外は、加工を一切加えていません。
動画について
RX100m3で楽しみにしていた動画モードです。
まず注目したいのが光学+電子併用、回転方向対応の強力な光学式手ブレ補正機能で
歩きながらの撮影での手ブレも物凄く自然な補正を行ってくれます!!
現在は、Final cut proXでLock&Loadというスタビライザープラグインを使用していましたがその必要もなくなりそうです。
また、プロ向け、業務用機器向けの規格を基にしたフォーマットで記録することも可能で
最高フルHD(1,920×1,080)の60p 50Mという高画質で映像記録することができます。
下記のサンプルは、フルHDの60p ビットレート50Mで撮影後、
スロー再生させて作った作品です。
Sony RX100m3動画サンプル
60pの50Mbpsで撮影した素材を
Final Cut Proで作成した30pのプロジェクトでスロー編集してみました
フルHDの60Pで撮影した素材をカラーグレーディングしないで素出しした素材のまま並べて編集しています。
a:フォーマットについて
RX100m3で使用する動画のフォーマットについてです。
AVCHD:
28M PS(1,920×1,080/60p) / 24M FX(1,920×1,080/60i) / 17M FH(1,920×1,080/60i) / 24M FX(1,920×1,080/24p) / 17M FH(1,920×1,080/24p)、
XAVC S:
60p 50M(1,920×1,080/60p)/30p 50M(1,920×1,080/30p)/24p 50M(1,920×1,080/24p)/120p 50M(1,280×720/120p)/ MP4: 12M(1,440×1,080/30fps) / 3M VGA(640×480/30fps)
引用元 : http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M3/spec.html
そもそもAVCHDとXAVC Sの違いは何でしょうか?
AVCHDとは、パナソニックとソニーが基本仕様を策定したハイビジョン動画記録フォーマットで
1秒間当たりに割けるビットレートが28Mbpsという上限が存在し、
どちらかというと家庭用ハンディカメラ向けに規格されたフォーマットです。
XAVC Sとは、ソニーが独自開発した4K対応の動画記録フォーマットで
プロ向け、業務用機器向けの規格であるXAVCをコンシューマー向けに改良しコンパクトデジカメでも
1秒間当たりに割けるビットレートが50Mbpsという高ビットレートで記録することが可能になりました。
ここで注意なのが、RX100m3をXAVC Sフォーマットで動画記録したい場合には、
64GBの容量、SDHC対応の転送速度50MB以上のSDカードが必要です。
b: タイムパプス機能について
最後に、RX100m3のタイムラプス機能についてです。
これは、RX100m3に標準で付属している機能ではなく、
SONY専用のカメラアプリをダウンロードできる
PlayMemories Camera Appsからタイムラプス専用アプリをダウンロードします。
(有料です ¥952+税)
PlayMemories Camera Apps
http://www.sony.jp/camera/pmca/
他にも星空が流れていくような作品撮れる、スタートレイルや
撮った写真を簡単にスマホに転送できるアプリ(無料)など
便利なアプリがありますので是非ともお試しください!
下記の映像は、240枚の写真で作成したタイムラプス映像です。
以上、Sony RX100m3を1週間使ってみたレポートでした!
ご観覧ありがとうございました!
まとめ
コンデジながら、画質と機能ともに申し分ありませんでした。
一眼まではいらないけどスマホ以上のクォリティーが欲しいといった方に非常におすすめだと思います。
実際、今までブログの記事のアイキャッチ画像などに使用する写真素材は
高いクォリティーを保ちいと思いEOS 5Dmk2を使用していましたが、
RX100m3に移っても良さそうだなと思いました。
また、面白い機能などありましたらレビューします♪
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