はじめての農業体験
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はじめに
千葉県成田市にある無農薬無肥料栽培の畑で農業体験を行ってきました。
数ヶ月前に自然栽培に関するのセミナーに参加したのがきっかけで、農業に
更なる魅力を感じ、実際に農業体験がしたいという想いが生まれました。
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最近ではプランター栽培講座など、自然農に関するセミナーに多数参加しており、
将来は小規模でも良いので自分の畑を持ち、自給したいと考えています。
今回の農業体験は3時間という短い時間でしたが、
多くのことを学ぶことができた貴重な一日となりました。
作業内容
今回の主な農作業は、草刈りと種まきでした。参加者は僕を含めて5人で、
皆さんとても良い人たちで世間話を交えながら楽しく農作業を行うことができました。
草刈りは、電動草刈機はなく、かまを使って丁寧に行いました。草刈りをしていると、
草の中からダンゴムシやバッタの子供など様々な虫に遭遇しました。
虫嫌いの僕ですが、農作業中はなぜか、どんな虫も愛おしくなりました(笑)
学んだこと
土と種の大切さについては、
多くのセミナーでの座学により頭ではなんとなく理解していました。
今回は、頭だけではなく土と種の大切さにを肌で感じることができました。
無農薬、無肥料でも立派に野菜が育ちます。
土について
今回の体験で一番驚いたのは、土に関してです。
肥料を使った畑と無肥料の畑の土を比べる時間があり
それぞれの土に棒を突き刺してみると土の柔らかさが全く違うのです。
肥料を使用した土は、力いっぱい突き刺してもなかなか入り込みませんでしたが、
無肥料の土は力を入れなくてもスーッと入っていきました。
また、土の香りにも大きな差があり無肥料の土はちゃんと土の香り?
(放線菌の匂いらしいです)
がするのですが、肥料を使用した土はほぼ無臭でした。
種について
一般的に農業で用いる種は※F1種の種を使用しますが、
この農場では、代々伝わる固定種の種を使用しているそうです。
現在スーパーなどで売られている野菜のほとんどはF1種の種でできた野菜で
固定種の種で作られた野菜は目にするのも困難になりました。
固定種の種は生命力が強く、地表からの圧力と化学肥料によって形成される、
「硬盤層」を根っこが破壊してしまうことに驚きました。
※ F1種 = 人為的につくられた一代限りの雑種
※ 固定種 =親から子・子から孫へと代々同じ形質が受け継がれている種、在来種とも呼ばれる
まかない野菜
農作業終了後、元気よく育った三つ葉、パクチー、イタリアンパセリをいただきました。
野菜は無農薬なので洗わなくてもそのまま食すことができました。
パクチーは独特な香りが全くせずに、まるでパセリを食べているようでした。
帰宅後早速、三つ葉をお味噌汁の具として美味しくいただきました。
最後に
3時間あっという間の農業体験でした。
土のこと、種のこと、農業について多くのことが学べただけではなく、
参加者の皆様と良いつながりができました。
この体験を通して自分で野菜を育てるという決心がつきました。
まずは、固定種の種と土とプランターの用意からですね!
指導してくださった石井さん、参加者のみなさん本当にお世話になりました!
また収穫の時期にお尋ねしたいと思います。
ご観覧ありがとうございました!
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