ミニマリストとは何か？

はじめに

断捨離を行ってから半年が経とうとしています。

１０００枚ほどのCDコレクションや愛読していた書籍はデータ化して処分、
愛用していた音楽機材は売却するなど大規模な断捨離を行いました。

そのため、今現在の僕の持ち物はほとんどありません。

こういったモノを出来る限り持たないで生活する方をミニマリストと呼ぶそうです。

ミニマリストについて調べていくうちに、これでどうやって生活しているの？と思わずにはいられない強者ミニマリストがいることを知り、ますますミニマリストに惹かれていきました。

今回はミニマリストの定義から強者ミニマリストまでご紹介したいと思います。

 

ミニマリストとは？

ミニマリストとは一体どのような方たちをいうのでしょうか？どのくらいモノを捨てればミニマリストと呼ぶことができるでしょうか。

ミニマリストの佐々木典士氏はこう述べます。

ミニマリストとは、ただ他人の目線を気にした「欲しい」モノではなく、自分が本当に「必要な」モノをわかっている人。
大事なものが何かわかっていて、それ以外を「減らす」人のこと

“ぼくたちにもうモノは必要ない”より

何が「必要」か、何を「大事」にするかは人によって違います。

よってこれだけのモノを無くせばミニマリストであるという定義はないです。

自分の生活に何が必要で何が大事がを考えた上でモノを所有できる方がミニマリストなのではないでしょうか。

 

ミニマリストの紹介

国内の強者ミニマリストからミニマリストであったとされる著名人をご紹介します。

佐々木典士氏

すべてを保存し、何も捨てられない汚部屋出身。
２０１０年頃から身の回りのモノを捨てミニマリストに転身。
“ぼくたちにもうモノは必要ない”の著者であり、ミニマリズムについて記すサイト、”ミニマル＆イズム less is future”の開設者でもあります。

Minimal & ism
http://minimalism.jp/archives/author/sasatable

 

肘さん

写真出典:http://minimarisuto.jp/airymatt-gripmatt/

ミニマリストブームを牽引した立役者である肘さん。
”禅”を感じさせるシンプルな部屋にデジタルガジェット。
このスタイルに多くのミニマリストが影響を受けているそうです。

物を持たないミニマリスト
http://minimarisuto.jp

 

おふみさん　Teeさん

写真出典 : http://mount-hayashi.hatenablog.com/entry/2015/07/20/010021

夫婦でミニマリズムに取り組んでいるおふみさん夫婦。
78m2から44m2への引っ越しをきっかけに１３０kgのモノを処分。
お気に入りのモノを大切にしつつ、ミニマルライフに取り組んでいるそうです。

ミニマリスト日和
http://mount-hayashi.hatenablog.com

遅れて来たミニマリスト
http://minimaltee.hateblo.jp

 

やまさん。

写真出典 : http://yamasan0521.hatenablog.com/entry/2015/07/24/052318

お子様２人、４人家族でミニマムライフを実践しているそうです。

家具メーカーのショールームのような部屋で落ち着けるミニマリスト理想の住まいです。

少ない物ですっきり暮らす
http://yamasan0521.hatenablog.com

 

伊藤光太氏

写真出典 : http://minimalist-music-producer.com/about-me/

Mac片手に世界中で音楽を作りだす、若き冒険派ミニマリスト。
何が「必要」か、何を「大事」にするかを徹底的に考え、
厳選されたモノだけを所有しているミニマリストのお手本。

MINIMALIST+MUSIC
http://minimalist-music-producer.com

 

著名人編

マザー・テレサ

マザー・テレサは、モノを持たないことで有名だったそうです。
マザーが亡くなったとき、残されていたのは着古したサリーと、カーディガン、古びた手提げ袋と、すり切れたサンダルだけだったとされています。

 

ディオゲネス

古代ギリシャの哲学者ディオゲネスは最も持ち物が少ないミニマリストだったとされたいます。
ディオゲネスは、布一枚を身にまとい、水を飲むお椀だけを持っていたと言われています。
ある日、子供が水を手ですくって飲むのを見て、たった一つ持っていたお椀すら叩き割ったそうです。

 

ガンジー

ガンジーは、世界大戦の最中「非暴力、不服従」を訴えながらイギリスの植民地化で余計な物を持たずに生活していました。

以下の訓辞からミニマリストであったとされます。

• 尽きることのない欲望を満たすために物を溜め込まない。
• 現地で収穫した野菜を食べるシンプルな食生活。
• 手作業で織った綿製品など清潔で快適に過ごせる服を着る。
• 日々瞑想して大切な人との時間を優先しストレスを溜め込まない。
• 他人の人生ではなく自分の人生を歩む。

 

スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズ氏は完璧主義すぎて家具が選べず、自宅の部屋にはほとんど家具がないことで有名です。
また、いつも同じ服装でISSEI MIYAKEのタートルネック、リーバイス501、足元はニューバランスのスニーカーで、公的なプレゼンもこの格好でこなし、このスタイルは１０年以上続いていたそうです。

 

Jane Siberry（ジェーン・シベリー）

歌手のジェーン・シベリー氏はあるきっかけで徐々に物に対する執着が薄れていき、身の回りの楽器や洋服は売ったり人にあげたりするようになったそうです。
遂にはホームレス状態となり、他人の家に居候するなどして生活をしているそうです。

現在は、スーツケースに入るわずかな量のモノとギター片手に放浪しながらコンサート活動をしています。

 

僕がこれまでに捨てたモノまとめ

最後にこれまで僕が捨てたモノを紹介します。
まだミニマリストと呼ばれる段階ではないかもしれませんが、これからミニマリストを目指している方に少しでも参考になればと思います。

• テレビ（情報断捨離として32型のテレビを処分）
• 音楽機材（ハードウェア機材は処分。現在はパソコンのソフトウェアで代行している）
• ギター（使わなくなったほこりまみれのギターを２本処分）
• CD（1000枚ほどあったCDコレクションをデジタル化して処分）
• 本（電子化、現在の本の購入は電子書籍が中心）
• 書類（楽譜など大量にあった書類はスキャニングして処分）
• 風呂用品（ボディソープやシャンプーなど処分。現在は石鹸も使わず湯シャンですませています。）
• 食事（現在は一日一食。食事は３皿以内に収めることを目標としている。）
• 服（所有している服の数14着、下着４枚。）
• 家具（小テーブルや棚などは撤去。現在は机とりんご箱でできた棚２つ、ソファーベッドのみ）
• 思い出の手紙写真（思い出の手紙、写真類はデジタル化して処分。）

 

参考文献

 - ライフスタイル