まさに天空の楽園!長野県阿智村で日本一の星空を見てきた

2016/10/17
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長野県では、自然豊かな環境を利用してさまざまなイベントやアクティビティが開催されています。
その一つに、長野県飯田市阿智村で行われる天空の楽園というナイトツアーがあります。
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このナイトツアーは、環境省が認定した日本一の星空を標高1400mの山頂から眺めることができるツアーで、都会では絶対に見ることができない夜空を体験することができます。
開催場所は、中央自動車道園原ICから10分。ヘブンスそのはらにある山ロープウェイに乗った山頂に行きます。
【ヘブンスそのはら】
ナイトツアー開始時間は、19:45からとなっていましたが、会場はかなり混雑するようなので、デイナイトパスを入手し、夕方17時に頂上に向かうことにしました。
ヘブンスそのはらの施設のすぐ近くに山頂行きのロープウェイがあります。
時間が夕方だったためか、人が少なくほとんど待たずにゴンドラに乗ることができました。
このゴンドラは、頂上まで2549mの距離をつなぎ、ゴンドラの中からは阿智村に広がる山々の嶺を見渡すことが出来ます。
乗車時間約15分ほどで頂上に到着しました。
まずは場所取り。ガイドには、坂道下の野原と売店前がおすすめスポットを紹介されていました。
なので今回は、売店前のスペースを場所取りしました。
ここで一つ、忘れ物に気づきました。それは、レジャーシート。
地べたに座ってしまえ、と思いましたが、地面は結構湿っていたので、やはり敷物が欲しくなりました。
そこで、だめもとで売店に行ってみたら売ってました。ちょうど一人分くらいの大きさです。
これで一安心。
無事に場所取りが済み、ナイトツアー開始まで時間があったので、頂上付近の坂道を降りて散歩しました。
今日は、運良くとても良い天気。この天気を保ってくれれば綺麗な星空が見れそうです。
そして、だんだんと空は青からオレンジ色に染まりだし、お月さまが顔を出しはじめました。
この頃から気温もかなり下がってきたので、待合室に移ることにしました。
待合室では特にやることもなく、ひたすら待機。待つことにあきたので、外に出てみるとあたりは真っ暗になり、人も徐々に増えてきました。
そして、建物にはプロジェクションマッピング。そろそろナイトツアー開始のようです。
時間は8時。(15分押し)そろそろはじめるようなので、外に移動しました。
外は極寒。厚めのフリースとダウンジャケットを来ていても震える寒さでした。
中には、寝袋を用意している準備万端な方も多かったです。
そして、カウントダウンがはじまりました。
10、9、8,7、、、、、3、2、1
山頂すべての明かりが消灯しました。
そこに映し出されたのは、これは本当に自然のものなのか。と思うほどとても美しい夜空でした。
そして、山頂を照らす月あかり、月ってこんなに明るかったのか。都会にいたら絶対にわかりません。
月と星だけしか見えなくなった空間でガイドの方がレーザーポインターで星座の説明をしてくれました。
幼いときに地元近くのプラネタリウムで同じような説明をされたのをかすかに覚えていますが全くわかりません。
しかし今回は、自然のリアルな星空で説明されているためか、どんどん頭に入っていきます。と言いたいところですが、星座の数が多すぎてきちんと覚えられたのはオリオン座だけです(笑)
途中、星空鑑賞に集中しようと説明を聞くのをやめ、何も考えずボケーっと瞑想状態にはいりました。
気がつくと、ガイドは終了し、まもなくして人工の明かりが点灯しました。
無理矢理現実の世界に引き戻されたような感覚になり、今までの景色は夢だったのではないかと一瞬思いました。
そして、ぼけーっとしながら片付けをして帰りのゴンドラに乗車しようとすると、なんと、行列が坂道の下まで続いていました。
結局、待合室で1時間、行列がなくなるのを待ちました。
やっとの思いで、ゴンドラに乗車。下山中のロープウェイからも星空を見ることができました。
おそらく、真夜中にゴンドラからこれほど美しい星空を見ることができる機会はそうそうないでしょう。
駐車場についたのは夜10時過ぎ、これからもう帰って寝ることしか考えていませんでした。
今夜は、良い夢が見れそうです。
ご観覧ありがとうございました!
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